2019.03.21

キッチンの移動、オープンキッチンへのリフォームは現地調査必須!

神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーションを請け負っております株式会社グランディルです。
最近、お客様から承るご要望の中に

「キッチンを今の場所から移動したい」

といったリフォーム依頼がございます。

正確にいえば、キッチンとLD(リビングダイニング)が別れているタイプの構造から、
キッチンとリビングが直結している「オープンキッチン」をリフォームのタイミングで実現したいというご要望が増えているのです。

その折、伴って「よりLDを広く使うためにキッチンの位置を移動したい」といったお話をいただくのです。

例えば、弊社が手がけた例ですと、

上記写真が弊社の施工です。
元々リビングと分けて作られていた位置からキッチンの場所を移動、オープンキッチンにリフォームをした1例です。

-キッチンは必ずしも移動が可能ではない?-

しかし、”キッチン場所の移動”はどんなお家環境でも可能なワケではないのです。

と、申しますのも、
キッチンの場所を変えたいときは「水周り」のことを考えなくてはならないからです。

正確にいえば”給水”や”給湯管”は比較的移動が容易なので問題ではないのですが、

ネックなことは
「”排水”の移動が難しい」ケースがあることにあります

こればかりはお家の状況を見てみないことには何とも言えません。

“排水の移動”に必要、鑑みなくてはいけないポイントとしては以下2点

1:勾配が取れているかどうか

2:配管経路が確保できるか

排水の移動に関してはこの2つが重要になってきます。

また、例えばマンションだと水回りの位置は、上から下まで配管が1本通っており、その近くにキッチンが設置されているケースが多く見られます。
この場合、排水の”向き”こそ変えることはできるのですが、”移動”となってくると出来ないお住まいもあるのです。

-諦めるのはまだ早い!排水を移動させる術-

しかし、最近では1つのトレンドとしても認知されている「オープンキッチン」
条件に見合わなかったけれど「オープンキッチン」へのリフォーム・水道の移動を強くご希望されるお客様もいらっしゃいます。

実のところ手立てがないワケではございません。
少し力技のようにも聞こえてしまうかもしれませんが、ワザと水が流れるように床を上げ「勾配を作る」ことで対処をする方法もあるのです。

例えば、勾配の高さは100m〜150mmを目安としているのですが、
それ以上角度をつけてしまうと、生活し辛くなってしまうので、事前にお客様にしっかり説明させていただきます。

-何にしてもまずは現地調査!お電話お待ちしております-

上の画像でご紹介した物件は、「配管の位置を大きく変えないといけない」ほど場所の移動がなかったので動かすことができた例でもあります。
そう、キッチンを動かす場合は現在の位置と移動先の位置をも考慮をしなければならないのです。

ともかくも、キッチンなどの水回りの移動に関してはお家の構造、排水管の向き、位置などなど……
実際に見てみないことには判断が出来ない案件でもあります。

一軒家とマンションを比較した時、一軒家の場合は基礎部分に潜って配管を変更することができるので、マンションに比べればキッチンの移動はしやすいのですが、
いずれにせよ「できること・できないこと」は複合的な事情が絡み合うことであるので一概には言えません。一軒家であってもマンションであっても、まずは現地調査をさせていただきます。

 

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