2023.04.25
ユニットバスとは?メリット・デメリットとユニットバスの種類を解説!
お家づくりやリフォームを考えている方の中で、バスルーム選びに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。特にユニットバスは一体型で省スペースでありながら、デザインや機能面でも優れているため人気があります。
本記事では、ユニットバスとはどのようなものか、特徴や種類、メリットやデメリットについて詳しく解説し、あなたの住まいづくりの参考になる情報を提供します。
この記事を読むことで、ユニットバスのメリット・デメリットや種類に関する知識が深まり、あなたがバスルーム選びをする際により良い選択ができるようになるでしょう。
また、ユニットバスを選ぶ際のポイントも紹介しますので、あなたの理想のバスルームづくりに役立ててください。
ユニットバスとは?
ユニットバスとは、浴室の壁・床・天井・浴槽などの各パーツがあらかじめセットで製造され、施工現場で組み立てられる一体型の浴室を指します。壁・天井・床・浴槽が一体化しており、各パーツは規格品として提供されています。
ユニットバスのリフォームは、ユニットバス同士の交換だけでなく、従来の在来工法からユニットバスへの変更も可能です。どちらの場合も、分解されたパーツを浴室に運び入れて組み立てることになります。
かつての在来工法という浴室の施工方法は、タイルを一枚ずつ床や壁に貼る工法で、非常に時間がかかりました。そこで、防水性の高い素材を用いて浴槽・天井・床・壁などをユニット化し、現地で組み立てる工法が開発されました。このようなユニット工法で迅速に組み立てられるバスルームが「ユニットバス」と呼ばれています。
ユニットバスは、「システムキッチン」と同様に、基本機能に加えて選択したオプション機能を搭載することができます。そのため、「システムバス」とも称されています。ユニットバスは、その手軽さと省スペース性から、現代の住宅やマンションにおいて非常に人気があります。
グランディルでは「システムキッチン」「ユニットバス」「トイレ」のリフォームをセットにしたパッケージも用意しています。
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ユニットバスのメリット・デメリット
ここからはユニットバスのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。ユニットバスを選ぶか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ユニットバスのメリット
ユニットバスのメリットは主に下記の5つです。
- 掃除・メンテナンスしやすい
- 耐久性が高い
- 気密性・断熱性が高い
- バリアフリーに対応している
- 工期が短い
それぞれ解説していきます。
掃除・メンテナンスしやすい
ユニットバスは浴室内のパーツが一体化されているため、汚れが溜まりにくく、掃除が楽です。また、各メーカーがカビや汚れに強いパーツを開発しているので、選択肢も豊富です。
耐久性が高い
ユニットバスは、高品質な素材を使用しており、15~20年の耐用年数が期待できます。
気密性・断熱性が高い
ユニットバスは気密性と断熱性が高く、冬場でもお湯が冷めにくく、暖かい空間を保つことができます。
バリアフリーに対応している
段差が少なく、浴槽が低く、床が滑りにくいなど、ユニットバスはバリアフリーデザインが標準仕様となっており、小さい子供やお年寄りでも安心して使用できます。
工期が短い
ユニットバスは工期が短く、浴室を使えない期間も3~5日程度で済むことが多いです。
ユニットバスのデメリット
ユニットバスのデメリットは主に下記の4つです。
- 在来浴槽よりも狭い
- 規格サイズが決まっている
- 湯船に浸かるのが大変
- 湿気がこもりやすい
それぞれみていきましょう。
在来浴槽よりも狭い
ユニットバスは規格サイズが決まっているため、タイル張りの浴槽よりも狭い場合があります。
規格サイズが決まっている
ユニットバスは箱型の規格サイズが決まっており、設置スペースに合わせる必要があります。場合によってはオーダーメイドのユニットバスを選ぶか、在来工法に変更する必要があります。
湯船に浸かるのが大変
ユニットバスは通気性が悪く、湿気がこもりやすいです。そのためカビの発生を防ぐために換気を心がける必要があります。
湿気がこもりやすい
断熱性が高い反面、通気性が悪く湿気がこもりやすいというデメリットがあります。24時間換気システムの利用などで換気を心がけましょう。
ユニットバスの3つの種類
ユニットバスに大きく分けると下記の3つの種類があります。それぞれのタイプや特徴を理解し、自分のニーズや住宅条件に合わせて選択することが重要です。
- 1点ユニットバス
- 2点ユニットバス
- 3点ユニットバス
大きく分けると3種類ですが、サイズ・機能ともにバリエーションは沢山あり、各メーカーごとにランクがあって細かい仕様が選べます。それぞれどのようなものか見ていきましょう。
1点ユニットバス
1点ユニットバスは、浴室のみが独立しているタイプで、浴槽と洗い場が含まれています。このタイプは、さまざまなメーカーが取り扱っており、家族向けの住宅でよく見かけられます。1点ユニットバスの利点は、シンプルな構成であるため、手入れが簡単な点です。
2点ユニットバス
2点ユニットバスは、浴室に加えて洗面台も含まれているタイプです。壁・天井・床・浴槽が一体化した空間に、洗面台も配置されています。このタイプのメリットも、掃除がしやすいことです。浴室と洗面台をシャワーで一度に洗うことができるため、手間を省くことができます。賃貸住宅などでよく見られるタイプです。
3点ユニットバス
3点ユニットバスは、浴室内に洗面台とトイレが収まっているタイプです。ホテルや賃貸物件でよく見かけるユニットバスがこのタイプになります。3点ユニットバスの利点は、浴槽・洗面台・トイレをまとめて掃除できるため効率的であることです。しかし、同じ空間に浴槽とトイレがあるため、共同生活や来客時には利用が制限されるデメリットもあります。また、湿気がこもりやすいため、トイレットペーパーが湿ってしまう場合もあります。
まとめ
ここまでユニットバスの特徴や種類、メリットとデメリットを解説しました。ユニットバスには3種類のタイプがありますが、それぞれ特徴があり、メリットとデメリットも異なります。生活スタイルに合わせて選ぶのが大切でしょう。
グランディルは、一戸建て住宅、マンション、商業施設などの設計・デザイン・施工を中心に展開するリノベーション・リフォーム専門の会社です。数々のリノベーション・リフォーム工事を手掛けてきた経験を生かし、内外装のデザイン・施工から家族構成に応じたプランニングまで、お客様に最適な提案を行っています。現地調査の無料サービスから打ち合わせ、施工、アフターサービスまで、全ての工程で安全・安心なサービスを提供し、お客様の満足を追求しています。
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