2023.04.07

風呂場の4つの湿気対策とは?間違った湿気対策やリフォームについても解説!

家の中でも特に湿気が溜まりやすいのが、風呂場です。カビが広がってしまうと掃除も大変ですし、なにより清潔感を損ねてしまいますよね。快適なバスタイムのためには、湿気対策が欠かせません。

今回の記事では、そんな風呂場の湿気対策について詳しくご紹介します。湿気対策をしているつもりなのに、あまり効果がでない……と悩んでいる方、正しい湿気対策のやり方の紹介やリフォームのご提案などをしていますのでぜひご一読ください。

 

風呂の湿気対策が必要な理由

カビ・細菌の繁殖を防ぐため

カビは湿度が高く温かい環境を好みます。風呂場はその環境が整っているので特にカビが生えやすいです。また、浴室の壁や床にピンク色やオレンジ色のぬめりができているのを見つけたことはありませんか?実はそれ、カビではなく細菌です。身体を洗うお風呂でカビや細菌が発生しているのは少し気持ち悪いですよね。また、カビや細菌は健康被害を引き起こす可能性がある他、排水溝などからの悪臭の原因にもなります。繁殖スピードがとても早いので、毎日の徹底した対策が大切です。

 

家の劣化を防ぐため

日本には木造住宅がとても多いのですが、住宅に使われている木材は水分に弱いという特徴があります。風呂場の湿度が常に高い状態が続くと、風呂場周辺の木材が湿気を吸い込んでしまい建物の強度に影響がでてくることがあるのです。木材は湿気を含んだ状態が続くと腐食してしまいます。長く快適に住むためには、正しい湿気対策が欠かせないのです。

風呂の正しい湿気対策とは

換気扇を常に回しておく

風呂場でカビを生えさせないようにするには、とにかく湿気をためないことが大切です。そのためには換気扇を24時間常に回しておくことをおすすめします。ずっとつけていると電気代が多くかかりそうと思うかもしれませんが、24時間毎日つけっぱなしにしていても1か月の電気代は100〜300円程度です。数百円でカビ掃除の手間が楽になるのなら、つけっぱなしでも良いのではないでしょうか。

 

残り湯があるときは必ず蓋をする

お風呂に入っているときを想像していただければ分かりやすいと思うのですが、風呂にお湯が溜まっているときは常に水蒸気が上がり続けていますよね。残り湯があると、その状態がずっと続くので、湿気が溜まり続けてしまうのです。温かいお湯の水蒸気は風呂場全体の湿度だけでなく温度も上げますから、カビが大好きな環境が続いてしまいます。湯気が天井にのぼると天井にもカビが生えやすくなってしまいますので、残り湯がある際は蓋をするようにしましょう。

 

風呂を上がる前にシャワーで流す

石鹸カスや、身体を洗った際に落ちる人間の垢はカビの大好物です。風呂を上がるときにはそれらを流すことでカビや細菌の発生をある程度抑えることができます。風呂から出る際は、まず熱いシャワーで壁や床を洗い流しましょう。また、熱いシャワーで流し終わったら冷たいシャワーで再度流すことも大切です。カビが活発になる温度は20℃〜30℃と言われています。水を回しかけることで浴室内の温度を下げることができるのです。

 

入浴後に水滴を拭き取る

風呂場を乾燥させるには、風呂場内の水分をなくしてしまうのが効果的です。水切りワイパーやタオル、掃除用スポンジなどを使って水滴をふき取ってしまうのもよいでしょう。浴室内の水気がなくなればその分湿度も下がります。特にカビが生えやすいつなぎ目や排水溝のあたりは、掃除用のスポンジなどを使って水気をとるのをおすすめします。多少大変かもしれませんが、カビや細菌が増殖して大掃除をしなければいけなくなることを考えると、毎日のコツコツ掃除も良いのではないでしょうか。

 

風呂の湿気対策に関する間違い

窓を開けて換気扇を回す

換気の効率をあげようと思って風呂場の窓を開けて換気扇を回していませんか?実はその方法は逆効果です。実は窓を開けて換気扇を回すと換気効率が下がってしまいます。もともと、換気扇は気密性の高い空間で使用することを想定して造られているものです。窓を開けて換気すると窓周辺だけしか十分に換気できません。全体を効率よく換気するには窓を閉めておきましょう。

 

入浴中に換気扇を回す

入浴中も湿気がたまるのが気になるからと、換気扇をつけて入る方もいらっしゃるかもしれませんが、実はあまりおすすめできません。入浴中は風呂場内に水蒸気が充満していますので、換気扇を回すと換気扇内に水蒸気が入り込み結露が発生する原因になります。寒い時期は特に換気扇を回して入ると寒くなってしまいますし、入浴中は止めて頂いて構いません。お風呂から出たあとに、すぐ換気扇のスイッチを入れるようにしましょう。

風呂の湿気はリフォームでの対策も効果アリ

上記の方法を試してみても改善されない場合、浴室の防カビ加工の機能が劣化している可能性があります。もともと、浴室の天井や床、壁には防カビの加工がされていることがほとんどです。しかしこれらはどうしても経年劣化してしまうもので、長期間使っているうちに機能しなくなってきてしまいます。そのため、カビ対策をたくさんしているのにどうしてもカビがすぐ生えてきてしまうという方は、リフォームすることで改善できる可能性があります。

また、古い在来工法のお風呂の場合、ユニットバスよりも掃除がしにくく、水はけが悪いという傾向があります。そのため、ユニットバスにリフォームすることでカビ防止はもちろん、掃除もやりやすくなるという二重のメリットがあります。

最近のユニットバスでは、乾きやすくて汚れも落ちやすく、カビも生えにくい素材が使われています。また、髪の毛が絡みにくい構造やパッキンのないドアなどがついているものもあります。カビの発生で悩んでいる方は、お風呂のリフォームを検討するのもおすすめです。

 

まとめ

今回の記事では、風呂場の湿気対策についてご紹介しました。毎日のちょっとした対策でもカビの発生を抑えることができますので、今回ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。

 

また、風呂場をリフォームすることでカビの発生を抑制できることもあります。きれいで快適なお風呂にリフォームすることで、より気持ちよいバスタイムが過ごせるでしょう。

 

グランディルは水回りのリフォームを得意とするリフォーム専門会社です。地元相模原を中心に質の良いリフォームでご好評頂いています。弊社スタッフが設計から施工までワンストップで行っています。

 

質の良いリフォームを低価格で行っていますので、お気軽にご相談ください。イメージが固まっていなくても大丈夫です。弊社スタッフがご希望に沿ったリフォームを一緒に考えさせていただきます。リフォームを検討している方、悩んでいる方、ぜひご相談ください。

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