2023.03.16

ユニットバス交換の費用相場はいくら?安く交換する5つの方法も解説

ユニットバスは15〜20年ほどで交換の時期を迎えます。また、最近のユニットバスはとても機能性が上がっているので、機能性を求めて交換することもあるでしょう。

今回の記事ではユニットバス交換の費用や安く交換する方法について詳しくご紹介します。

 

ユニットバス交換にかかる費用の相場

ユニットバスからユニットバスに交換する際の費用相場

ユニットバスからユニットバスへの交換では80〜90万円ほどが相場です。ユニットバスは、壁や天井、床、浴槽のすべてがセットになっている浴室のことです。工場でパーツを制作したものを現場で組み立てて設置します。

在来工法からユニットバスに交換する際の費用相場

在来工法からユニットバスへの交換では、60〜120万円ほどが相場です。在来工法はユニットバスと違って壁や天井、床それぞれを自分で選ぶことができます。ユニットバスよりは高めですが、オーダーメイドで自分だけの浴室を作ることができます。

ユニットバスのグレード別の費用相場

ユニットバスは全体がセットではありますが、大きさや機能、色などを自由に選ぶことができます。そのためデザイン性や機能性によって価格帯が異なります。

・ローグレード(約56万円〜)

50万円代から導入できるユニットバスはシンプルなデザインで断熱材を使っていないこともありますが、もちろん必要な機能はついているので安心です。アパートやマンションに設置されることも多いです。

・ミドルグレード(70万〜90万円程度)

断熱材入りで温かい床や乾きやすい床などが標準装備されていて、水栓やシャワーもメタル調になっています。ローグレードと比べると機能性やデザイン性が上がります。

・ハイグレード(90万~150万円程度)

シャワーや水栓、パネルがお洒落で高級感のあるデザインであったり、ジェットバスや肩湯などの特別オプションをつけることができます。ヒノキやタイル、大理石などのパネルやカウンターがついているユニットバスもあります。

オプションの費用相場

本体価格に追加でオプションをつける場合の相場は以下の通りです。

・手すり:1本あたり5千~3万円

・浴室テレビ:3~14万円

・浴室スピーカー:5~6万円

・浴室暖房乾燥機:3~40万円

・ジェットバス:12~30万円

・追い炊き機能:1.5万円~4万円

・給湯機交換:15~20万円

・折り戸から三枚引き戸への変更:7万~9万円

・ジェットバスや肩湯:12万~20万円

補足:マンションの場合は戸建てよりも高くなる

実はユニットバスの交換の場合、戸建てよりもマンションの方が相場が高くなる傾向があります。マンションは階下への配慮のため、防水性の高い仕様のものを採用することが多いからです。また、工事の作業時間が限られていたり、近隣住民の同意をとるのに手間がかかったりするのも高くなる理由です。

ユニットバス交換費用の内訳

ユニットバス交換では、ユニットバス本体の価格に加えて工事費用や諸費用がかかります。ユニットバスの本体価格が商品によって異なりますが、工事費用の相場は35万〜46万円ほどです。具体的な内訳は以下の通りです。

・解体工事

システムバスの解体・撤去:約5万円

間仕切壁の解体・撤去:約1万円

・木工事

浴室入り口のドア枠:約3万円

壁や間仕切り工事:約1万5千円

・設備機器

システムバス:約43万円

システムバスの組立て・裾付け:約10万円

・給排水設備工事:約1万5千円

・電気工事:約2万5千円

・諸経費:約13万円

 

ユニットバス交換の費用を安くする5つ方法

複数の業者から見積もりを取る

見積もりを複数取って比較することで、安い業者を見つけることができます。実は、ユニットバスは業者が良く取り扱っているメーカーだと割引してくれることもあります。業者ごとの見積もりの内訳を見て、納得できる業者に依頼しましょう。ただし、安すぎる業者は工事の質が悪かったり、後で追加費用を請求されたりする悪徳なケースが稀にあります。もちろん低価格で誠実な業者もいますので、もし不安な場合は、安い理由を聞いてみると良いでしょう。

工事期間の季節や曜日を選ぶ

基本的にリフォーム業界では11月頃から3月末にかけて繁盛期を迎えます。この繁盛記を避けた閑散期を狙うと、割引してもらえることもあります。また、土日よりも平日を工事日に選んだ方が安くなります。他にも、メーカーのモデルチェンジの時期を狙って、旧モデルのセール品を買うとお得にリフォームできることもあります。

ユニットバス本体の素材や機能を見直す

ユニットバスはグレードを少し抑えるだけで、数十万円単位で値段が変わってきます。最近のユニットバスは安くても高品質なものも多いですから、本当に必要な見た目や機能性なのか予算の範囲内で無理せず選ぶのも大切です。

補助金を活用する

一定の条件を満たせば、国や各自治体の補助金を利用できる場合があります。具体的にはバリアフリーに配慮したリフォームや省エネに配慮したリフォームなどに補助金が出るケースが多いです。また、要支援または要介護の認定を受けている家族がいる場合は「介護保険制度」を利用することもできます。自治体によって詳細は異なるので、詳しくは市町村の窓口やHPなどで確認してみましょう。

洗面所のリフォームを同時に行う

洗面所も古くなっているのであれば、同時にリフォームをした方が全体としては安くすみます。というのも、ユニットバスの交換では洗面所側の壁を一度壊すことになります。そのためユニットバスと洗面所の工事を別で行えば、壁のクロス張りの作業を2回しなければいけません。同時に行うと1度ですむので費用も2〜3万円ほど安くなります。

 

ユニットバスの寿命を伸ばすためにできること

換気

お風呂は湿気がとても溜まりやすい場所ですが、換気扇をつけたり、窓があれば窓を開けて空気を入れ替えたりすることでカビの発生や劣化を防ぐことができます。また、お風呂にお湯を溜めているときは蓋をしておくことで湿気を抑えることができます。

こまめな掃除

浴槽の掃除は毎日しているという方も多いかと思いますが、丁寧な掃除はユニットバスの長持ちに繋がります。例えば排水溝にゴミが溜まると、雑菌の繁殖により臭いやひび割れの原因になります。

定期的なコーキングの打ち直し

コーキングは10年ほどで劣化し、ヒビがはいったりカビが生えやすくなったりします。このコーキングが傷むと、水が内部に入り込んでしまいユニットバスや建物自体の劣化につながります。コーキングの劣化が目立ってきたら定期的に新しくすることが大切です。

 

まとめ

今回の記事ではユニットバスの交換費用や、安くするための方法などについてご紹介しました。大きなトラブルが起きるまで使い続けがちなユニットバスですが、実は20年ほどで寿命を迎えています。また、あからさまなトラブルが無くても、ユニットバスの機能は日々進化していますから、リフォームすることでより快適なバスタイムを過ごせるのではないでしょうか。

グランディルは水回りのリフォームを得意とするリフォーム専門会社です。地元相模原を中心に、低価格で高品質なリフォームでご好評頂いております。弊社では、スタッフが設計から施工までワンストップで行っています。弊社スタッフがお客様のご希望に合わせてご満足頂けるようなリフォームを行いますので、お気軽にご相談ください。

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