2023.03.16

ユニットバス修理の費用相場とは?DIY可能な箇所や修理業者の選び方を解説

ユニットバスは毎日の生活の中で欠かさず使う場所ですよね。お風呂やトイレは素肌で触ることもありますから、劣化やトラブルは早めに対処したいものです。今回の記事ではユニットバスの修理費用相場やDIYできる箇所、業者の選び方などを詳しくご紹介します。

 

ユニットバスで修理が必要な際のサイン

ヒビが入っていたり剥がれてきたりしている場合は修理が必要です。特に昔のユニットバスでは、ユニットバス自体は水に強いものの土台部分が水に弱いことがあります。そこに亀裂や穴などができると、壁の内部が浸水しサビやカビが出来てしまうのです。

壁と同様に穴や亀裂がある場合は、建物自体を傷めるのを防ぐために早めの修理をしましょう。また、床に傷が入っていたりすり減ってきたりしている場合も、補修を検討すると良いでしょう。床の傷やすり減りは、汚れやカビの原因になります。

浴槽

浴槽は傷や黒ずみが気になり始めた時や、ひび割れ、穴などができたときに修理すると良いでしょう。一般的なユニットバスでよく使われているFPR素材は、経年劣化によって傷や黒ずみがどうしてもできてしまうのです。浴槽の修理では基本的に「FRPライニング」という工法で再コーティングを行います。

洗面台

洗面台はひび割れや水漏れが発生した場合に修理すると良いでしょう。また、天板や鏡の割れも修理が必要です。ひび割れの放置は怪我に繋がる恐れもありますし、水漏れも建物の劣化を招くことがありますから早めの修理が必要です。

トイレ

トイレも洗面台と同様にひび割れや水漏れが起こったら修理を早めにしなければいけません。また、詰まりや水が流れないといった症状も修理が必要です。軽度の詰まりであれば自力で直すこともできますが、水漏れまで起きている場合は業者への依頼が必要です。

ユニットバス修理の費用相場・工期とは?

排水溝の詰まり

排水時の流れが悪く詰まっていたり悪臭がしたりする場合の相場は約8千円〜3万8千円ほどです。詰まり具合によって高圧洗浄などが必要な場合は、費用が高くなりやすいです。修理は30分程度で終了します。

蛇口やシャワー、水栓の修理

蛇口やシャワー等の修理では、相場が約3千円〜3.5万円です。パッキンが劣化していたり、接続部分が緩んでいたりすることが多く、1〜2時間程度の簡単な作業で終わることがほとんどです。

浴槽の補修、塗装

浴槽にヒビやサビ、カビ等が発生し修理が必要な場合は約9万5千円〜15万円かかります。FPRや人工大理石の浴槽の場合は基本的に塗装による修理を行います。かかる工期は2日〜3日程度です。

浴槽の交換

上記でご紹介したような塗装などの修理で解決できない場合は、浴槽ごと交換します。FPRやポリエステル系大理石などの素材のものは本体価格が1〜40万円程度です。そして追加で施工費用が4〜20万円ほどかかります。工期は1週間から10日間程度です。

壁、床、天井の修理や交換

それぞれで交換する場合の相場は、

・壁:8万円~30万円

・天井:3万5千円~7万円

・床:4万円~14万円

ほどです。

全体を一気に交換するのであれば10〜30万円程度ですので、まとめて施工してしまったほうがコスパ良く修理できるでしょう。また、工期は1週間から10日程度です。

ドアの修理、交換

ドアの建てつけの調整や、割れたパネルの修理であれば1万5千円〜3万円ほどが相場です。またドア全体を交換する場合は5万円〜6万円ほどかかります。ただし、ドアの種類などによって価格は変動します。工期は1日ほどです。

換気扇の修理や交換

修理なら3千円〜5万円程度、交換するのであれば3万円〜15万円程度かかります。工事は1時間程度で終わることがほとんどです。ただし、高性能な換気扇に付け替える場合や、設置時に壁を壊す必要がある場合は、上記の金額よりも高額になることがあります。

浴室乾燥機の修理や交換

修理なら1万5千円〜5万円程度、交換なら10〜40万円ほどかかります。また、工事は2時間〜6時間程度かかります。

給湯機の修理や交換

給湯機から異常な音がしたり、キッチンではお湯がでるもののお風呂ではお湯が出ないといった症状がある場合は給湯機の修理が必要であることが多いです。修理だけならば7千円〜3万円程度、交換するのであれば10万円〜38万円ほどかかります。また、工事は2時間〜6時間程で終わります。

 

ユニットバスはDIYで修理できるか?

DIYが可能な箇所

ユニットバスのDIYは水漏れの原因になってしまったり、逆に悪化してしまったりすることもあるので基本的におすすめできません。ただし、以下の5つの細かいパーツの交換であればDIYでも修理できるでしょう。

・シャワーヘッド

・鏡

・水栓

・壁のパネルやシートの上貼り

・床のシートの上貼り

注意点として、専用の工具が必要であったり、壁や床のシート張りは汚れをきちんと落とす必要があったりします。また、使用年数が15年以上の場合は、素人では分からない不具合や他に修理が必要な場所がある可能性もあるので、念のためにプロに相談することをおすすめします。

DIYが不可能な箇所

基本的に上記の5つの箇所以外の修理はおすすめできません。専門的な技術や知識がないと水漏れなどを起こしてしまう危険性もあるからです。特に換気扇や浴室乾燥機などの修理、交換は電気工事士の資格がないとできません。漏電や感電を防ぐためにも専門業者に依頼しましょう。

 

ユニットバス修理におけるリフォーム業者の選び方

複数社から見積もりを取る

ユニットバスの修理の際には複数社から見積もりをとる相見積もりが大切です。複数社から見積もりを取ると、高すぎたり安すぎたりする業者を見抜くことができます。高すぎる業者に気を付けるのはもちろんですが、大幅な値引きをする業者も修理の質が悪い可能性があるので避けましょう。また、相見積もりで業者の対応や工事内容についてきちんとチェックすることも大切です。

希望する修理の実績が豊富なリフォーム会社を探す

業者によって、修理の得意とする分野は異なります。ホームページを見て、依頼したい箇所の修理や交換の実績が多い業者に依頼すると良いでしょう。複数の業者を見比べてみて、納得できるところに依頼することが大切です。

 

寿命を迎えたユニットバスは交換するのもおすすめ

ユニットバスの寿命は15年から20年程度です。それ以上の年数が経っている場合は、トラブルが発生しやすくなる可能性があるので、交換した方が良いでしょう。また、コストの面でも寿命を迎えているのであればユニットバスごと交換するのをおすすめします。というのも、寿命を迎えている場合は経年劣化で様々な箇所が故障してくる可能性があり、故障するたびに修理を依頼すると、そのたびに出張費や人件費がかかってしまうからです。交換してしまった方がお得になる可能性もありますので、専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回の記事では、ユニットバス修理の費用相場や、DIY、修理業者の選び方などについてご紹介しました。費用についても詳しくお話ししましたが、ユニットバスが耐用年数を超えていて修理するのであれば、ユニットバスごと交換するのをおすすめします。年数が経っていると様々な箇所が劣化してくるためです。また、その際の業者選びでは、ご紹介したように複数社から見積もりをとり、施工実績などを見比べて安心して依頼できるところを選びましょう。

グランディルは水まわりのリフォームを得意とするリフォーム専門会社です。弊社スタッフが設計から施工までワンストップで行うことで低価格で質の高いリフォームを実現しており、地元相模原を中心にご好評頂いています。

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