2022.03.05

【施工事例】床の間や押入れが生まれ変わる!和室から洋室へのリフォームでモダン空間を実現

神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている株式会社グランディルです。

気付けば令和も3年目になりました。新しいウイルスの出現により生活様式が変わり、家で家族と過ごす時間が増えたという方も多いかと思います。リモートワークやオンライン授業で家にいる人数も増え、これを機に我が家のリフォームを考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

特に家の和室部分。比較的新しく建てられた戸建やマンションには和室がありませんが、今でも日本の多くの家には和室があり、そこが物置のようになっている場合があります。少しでも有効スペースを広くするために和室を“使える空間”にリフォームすることは、新しい生活様式を快適なものにするための一歩とも言えます。今回のコラムでは、和室から洋室へのリフォームのイメージを持ってもらうために、弊社で施工したマンションの事例をご紹介させていただきます。

 

近年増えている和室から洋室へのリフォーム。どのような経緯で依頼がくるの?

一昔前の分譲マンションは、とってつけたようにリビングの一角に和室がありました。「畳好きがDNAに刷り込まれている日本人には必要だろう」との意図なのか定かではありませんが、とにかく不自然に(失礼!)洋風のマンションの中に“和の空間”が存在していたのです。しかし時代は確実に変わっています。家族が代替わりし、食生活も変化し、趣味嗜好もグローバルになった今となっては、和室はもはや一部のご家庭にしか必要とされません。日常的にお茶を点てるわけでもない現代の一般家庭にとっては、和室は完全に形骸化していると言っても良いでしょう。

そこで、なのです。想像できると思いますが、このような背景があって「この和室、どうにかしたいよね」となり、和室を“使える空間”にすべくリフォームの依頼となるのです。その流れは既に戸建てやマンションを所有されている個人のお客様からだけではなく、物件の取得後にリフォームをして価値を高めてから再び売り出そうとしている不動産会社にまで及んでいます。リノベーション物件が流行り始めたのは十数年前。今や若い世代の間ではヴィンテージマンションとまで言われ、その価値はますます高くなっているそう。「若い世代の夫婦にも選ばれるマンションを!」ということで、和室から洋室へのリフォームは需要が伸びているのですね。

和室の要素をデザインの力でモダンに再生させる!

今回ご紹介する事例も和室を洋室に変えたマンションのリフォームです。和室といっても単に畳が使われているだけではありません。和室の要素としては畳の他に襖、押入れ、床の間、欄間など意外とたくさんあるのです。これらの一つ一つの仕様を変えて洋風にするのですから、なかなかの作業になりますよね。

この物件の和室にも例に漏れず床の間と押入れがありました。可能であれば襖上部の垂れ壁も抜いてリビングと一続きの空間にしたかったのですが、そこが躯体の一部になっていたために壁の撤去まではできませんでした。しかし、もともと床の間だった場所にアクセントとしてレンガ調のクロスを貼り、棚をつけてデザイン性を高めた他に、押入れもクローゼットに変えるなど機能性を損なわずにリフォームすることができました。そして襖部分を木調のスライド扉に変えたことで、リビングの延長でありながら個室としても使用可能な多目的空間となりました。

リフォームは新築と違って白紙の上にあれこれ手を加えていくような作業ではありません。既存の構造やデザインがあり、そこに上書きしていくような作業です。装飾的な部分に関しては一回リセットしてから新規に付け加えていくことができますが、躯体のような構造的な要素に関しては変更することは難しいというのが現状です。しかし、この制約をネガティブに捉えずに、逆に大胆に生かしてデザイン性の高いリフォームをするのがプロの仕事です。この和室から洋室へのリフォームは、このもともと和室だったという制約をうまく生かした好例ではないでしょうか。

水回りもフルリフォーム。ここが変わると全体が引き締まる

キッチン、バスルーム、トイレ、洗面、これら4つの水回りもフルリフォームしました。すぐにでも交換が必要な不具合や損傷はなかったのですが、経年劣化による見栄えの問題があったのでピカピカの新品を取り付けることにしたのです。私たちグランディルには「水回り4点工事」という目玉商品があり、水回りのリフォームがもたらす快適さを日頃からお客様に伝え続けています。ウイルスの影響で、外でも内でも衛生的に過ごすことが重要視されるようになったこのご時世では、これまで以上に水回りが清潔であることが求められているでしょう。水回りをリフォームすること、それは見た目を良くするだけではなく、家族の健康を守る意味もあるのです。

多能工が活躍!グランディルだから可能な工期短縮

リフォームの期間は短い方がいいですよね。今回の事例は不動産会社所有の物件だったので未入居の状態でしたが、1日でも早く市場に出して売り上げに繋げたいというのが正直なところ。建築家に依頼をしてデザインに数ヶ月、施工に数ヶ月、合わせて半年〜1年というようなやり方も世の中には存在しますが、私たちグランディルは生活者目線に立って「一刻でも早く快適な生活を手に入れたい!」という気持ちにお答えしています。

驚くかもしれませんが、弊社のマンションリフォームは3週間程度の工期が通常となっています。なぜそこまで短くできるの?と思いますよね。その理由としては、弊社ではデザインと施工を同時に進めているからです。リフォームでは完成のイメージこそ事前に共有しますが、工事を進める中で想定外のことも多々起きるので、臨機応変にデザインや仕様を変更しながら工事を進めます。そしてリフォームでは内装工事以外にも設備工事、配管工事など何種類もの工事が必要になってきますが、グランディルの職人や協力業者は多能工としてこれら複数の工事を一人で行うことができます。実際に手を動かしながら最良のソリューションを現場で導くこと−それがグランディルの早さの秘訣です。

和室から洋室のリフォームはグランディルへご用命下さい!

和室から洋室へのリフォーム=畳との決別ではありません。やはり畳が好きという方には、現代仕様のモダンな畳をアクセントとして違和感な取り入れることもできます。全体の統一性を持たせながらデザインも機能も申し分のない和室のリフォームを実現して、快適な“おうち時間”を手に入れたい方は是非お気軽にグランディルまでご相談下さい。
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