2018.04.23

リノベーション・リフォームの可能性を広げる「ダイノックシート」

神奈川県相模原市で店舗デザイン・リフォームを手がけるGRANDILです。
皆さんは「ダイノックシート」というものをご存知ですか?「ダイノックシート」とは、その便宜さから今や建築や装飾に欠くことのできないもので、リノベーション・リフォームを行う際にも出番の多い材料です。弊社GRANDILには、この「ダイノックシート」の取り扱いを専門に行っている職人がおります。
今回はそんな「ダイノックシート」のプロである岸に、「ダイノックシートとはいったいなんなのか?」「職人はどんな仕事をしているのか?」という疑問を聞いてみました。岸は、業務のひとつとして「シート貼り」をした際に興味を持ち、それがきっかけで「シート貼り」に特化した職人を目指し現在の仕事を始めました。職人歴8年目のベテランです。

「ダイノックシート」ってなに?


岸:「ダイノックシート」は、物に貼ることでその表面の色や柄、さらに質感までを変えることができる、いわば着せ替えシートのようなものです。主に内装として、壁や家具などあらゆる物に使うことができます。どんな風に使うかといいますと…
たとえば、もともとが白い扉に「木目調のシート」を貼ることで、ふつう塗装ではできない「質感」の変更をしたり、冷蔵庫やキッチンのように塗装をすること自体が難しい場所でも、シートを貼ることで色や柄を変えることができるのです。
ダイノックシートの機能は、見た目を変えることだけではありません。シートを貼ることで、家具の傷や凹み、空いてしまった穴などの補修をすることもできるのです。
一般的に行われているように「建具自体を交換する」のではなく、「シートを貼って補修する」ことで、コストを抑えられるというメリットもあります。具体的には、ユニットバスに穴が空いた場合、まるまる交換をするとなると80万円ほどかかるのですが、シートを貼って補修をすれば、20万円ほどで抑えられます。

おすすめのダイノックシート

岸:僕のおすすめは、木目調のシートです。インテリアの表面の質感を変えるだけでも、空間の印象は大きく変わります。木目は温かい印象を与えてくれ、リラックスした空間をつくることができるので好きですね。
木目調といってもその種類はさまざまなので、シートを選ぶ際は是非そこにも注目して見てみてください。木目調の中でもおすすめなのが、「金色の市松模様」です。
これは結構変わった柄なんですけど、和室にすごく映えるんですよ。まるで金箔を塗ったかのような質感に見えます。他にも、ダイノックシートは今新しいものがたくさん出ています。
中には見た目だけでなく、手触りまでリアルに近くなるようこだわっているシートもあります。面白いですよね。シートといえども、理想の空間づくりにいくらでもこだわることができるんです。

仕事へのこだわり


岸:シートを貼る時に最もこだわるのは、「シートを貼った感」を出さないことです。僕らの仕事は、言ってしまえば「シートを貼る」、ただそれだけなんですけど、シートを貼り終えた仕上がりは、人によってぜんぜん違うんですよ。
張り出しも、シワの取り方も、空気の抜き方も、作業のひとつひとつどれをとっても細やかな技術が必要なんです。
切った端の部分は色が付いていないので特に気を配ります。手を抜くとその切り端が見えてしまいますから、シートを貼ったんだということが丸わかりです。
シートといえども、技術次第で本物の材質にかなり近くすることができると思っていますから、お客様によりリアルな材質を感じて頂けるように、自分なりの工夫を加えつつ日々技術を磨いています。
(インタビュー以上)

あなたのこだわりの空間を弊社が実現します

「ダイノックシート」は、リノベーション・リフォームの可能性を広げてくれるひとつの材料です。GRANDILではダイノックシートを扱う際、岸のように「シート貼り」の技術に特化した職人が作業を行っています。またデザインを選ぶ際にも、GRANDIL専属のデザイナーと納得がいくまでご相談いただけますのでご安心ください。あなたのこだわりの空間づくり、是非GRANDILにお任せください。

 

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