2023.01.12

寒いお風呂のリフォーム方法とは?今日からできるお風呂の寒さ対策も解説!

冬場になると、お風呂が寒いと感じられることは多いのではないでしょうか?今回は、あなたのご自宅のお風呂が寒い原因、寒いお風呂のリフォームが必要な理由、具体的なリフォーム方法、今日からできるお風呂の寒さ対策までご紹介いたします。

 

お風呂が寒い原因とは

お風呂が寒い理由は、

・断熱材が入っていないこと

・ユニットバスではなく、在来工法であること

・暖房が設置されていないこと

が挙げられます。浴室の断熱性能が低いことで、外の冷気が窓や壁、床から伝わって来てしまい、お風呂が寒くなります。

 

寒いお風呂をリフォームすべき2つの理由

ヒートショック

浴室が寒いと、リビングなどの暖かい場所から寒い浴室に入ったときに、血圧が急激に変わり、心筋梗塞や脳卒中に至る可能性があります。

特に、冬場に関しては、寒暖差が激しいと、このようなヒートショックを起こして転倒し、緊急搬送される人が多いです。

厚生労働省の「人口動態調査」によると、令和2年には4,700人以上もの方が家庭や居住施設の浴槽事故で亡くなっていて、10年前の1.3倍まで増えています。

結露

断熱機能が十分でないと、屋外の冷気が屋内の暖かい水蒸気を冷やしてしまい、浴室内に水滴が発生します。結露を放置すると、浴室内にカビが繁殖し、壁材や床材が腐食し、再度リフォームが必要になるため、注意が必要です。

 

寒いお風呂をリフォーム方法とは

ユニットバスに変更する

築年数が長い浴室は、骨組みに下地と防水処理を施され、タイルなどを貼った「在来工法」をとられているケースが多いです。そこで、ユニットバスへリフォームすることで外からの冷気で浴室が冷えにくくすることができます。

ユニットバスは、工場で壁や床、天井、浴槽などのパーツをつくり、現場で組み立てる浴室のことを指します。この工法を用いると、隙間ができにくく二重構造となり断熱性が高められます。

断熱材を入れる

浴室に施工された断熱材の性能が低いことや断熱材が適切に施工されていないこともあります。寒いお風呂をリフォームするときは、壁や床、天井に断熱材を入れて、浴室全体の断熱効果を高めるのも有効です。

窓の断熱リフォームを行う

リフォームをするときに、窓の外からの冷気を抑える必要があります。耐熱性の高い窓サッシや熱の伝導率が低い窓ガラスに変更することや内窓(二重層)を使って空気を含んだ断熱層を挟むことで、外からの冷気を伝わりにくくして浴室を暖かくキープできます。

暖房を設置する

浴室換気乾燥暖房機を設置すると、浴室内の空気をあたためられて、ヒートショックの心配なく入浴ができます。入浴前にスイッチを押すだけであたためられるので、子どもや高齢の方でも問題なく利用できます。また、商品によって洗濯物の乾燥、カビの繁殖を抑える効果などの機能性も期待できます。

床材を変える

特に、浴室に入ったとき、床に冷たさを感じるのであれば、樹脂製素材や浴室用クッションフロアなどの床材に取り替えることで、浴室用床暖房を入れる方法があります。

脱衣所も断熱する

浴室だけでなく、その前の脱衣所にも、断熱機能を施しましょう。気温差があるのは、浴室だけではなく、服を脱ぐ場所をあたためておくことが安心です。ユニットバスによっては、脱衣所を含めて断熱構造として設計されるものもあるため、脱衣所の断熱も考慮しておくと良いでしょう。

断熱リフォームの費用

在来工法からユニットバスに変更する場合

在来工法の浴室をユニットバスへリフォームする場合、費用相場は、約90〜120万円で、工期は、約1週間〜10日間かかります。

ユニットバスの交換リフォームをする場合

古いユニットバスから新しいユニットバスにリフォームする際の費用相場は、約60〜100万円で、工期は約3〜5日間です。

部分リフォームの場合

窓の断熱をする費用

窓の断熱をする方法としては内窓の設置をします。費用相場としては、約4〜10万円で、工期は約1日です。また、複層ガラス(ペアガラス)に交換すると、約3〜15万円かかります。

暖房を設置する費用

浴室換気暖房機の設置においては、約10〜30万円が相場で、工期は約半日かかります。

床材を変える費用

浴室の床をあたためるときに、断熱タイルの設置をする方法と床下の断熱材を入れる方法があります。断熱タイルの貼り替えには、1平方メートルあたり約1〜2万円が費用相場で、工期は約1〜2日ほどで完了します。一方、床下に断熱材を入れるリフォームを施す場合は、1平方メートルあたり約7,000円〜が費用相場となっていて、工期は1日です。

 

今日からできるお風呂の寒さ対策

ここまで、工事を要するお風呂の寒さ対策を述べてきました。

こういった原因を自分でできるお風呂の寒さ対策に関しては、

・脱衣所にヒーターや電気ストーブをかける

・入浴前に浴槽のふたでお風呂をあたためる

・壁や床にシャワーをかけてお風呂を洗う

・シャワーや浴槽の湯の蒸気でお風呂場をあたためる

・床にすのこやシートを敷く

・入浴するときは、換気扇を止める

・お風呂場の窓ガラスに断熱効果が期待できるシールを貼っておく

などの方法があります。お風呂の寒さは、断熱性が低く、窓からの冷気が伝わりやすいことが原因ですので、その点を解消するように対策を講じましょう。

 

まとめ

ここまで、お風呂が寒い原因からリフォームすべき理由、具体的なリフォーム方法や費用相場、そして、普段から自分でできるお風呂の寒さ対策を解説しました。グランディルでは、地元相模原を中心に、多くの戸建てやマンションを直接施工で低価格のリフォームを実現させ、「まちのリフォームやさん」として、日頃から多くのご好評をいただいています。

現在、お客様のご自宅に見合った現地調査やお見積もりを無料でお引き受けしています。リフォームをお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちらから

 

春のキャンペーン
BLOG
TOP