2021.03.12

店舗リフォームは床材が肝!長くキレイに保つには何を選べばいいの?

神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている株式会社グランディルです。

今回は店舗のリフォームの際の“床選び”についてお話しします。毎日たくさんの人に踏まれあまり注目されることがない床ですが、実は空間の印象を大きく左右するほどの影響力があり、デザイン性だけではなく機能性においても慎重に選ばなくてはいけない部分でもあります。床材を制する者は空間を制す、ですよ!

 

床ほど酷使される場所はない!重要なのは耐久性と清掃のしやすさ

店舗と住宅の違いは何でしょうか。住宅を使うのは基本、家族のみ。たまの来客があったとしても、住宅にいつもいるのはせいぜい5名前後に過ぎません。一方、店舗は不特定多数の人が毎日出入りするだけではなく、足元は一様に土足なので床にはかなりの負荷がかかっています。そう、店舗と住宅の最大の違いは床の消耗度と言っても過言ではないかもしれません。

では床は丈夫であればいいのか?もちろんそれは大事です。しかしもう一つ気にしなくてはならない点として“清掃やお手入れのしやすさ”があります!店舗はお客様を迎え入れる場所なので、いつも清潔でキレイなことが理想ですよね。おしゃれなフローリングや高級感溢れる大理石などを店舗で使用している例もありますが、デザイン性だけで選ばずに機能性を重視してお店の業態に合った床材を選ぶようにしましょう。 

 

究極の床材、フロアタイルとは?

 フロアタイルを知っていますか?フロアタイルとは塩化ビニール製の商業施設などによく使われる床材です。一片が50cm以下の正方形タイプのものが多く、最近では接着剤不要の置くだけタイプのものもあり施工のしやすさと手入れのしやすさ、そしてリーズナブルな価格で人気があります。大理石調から木目調まで様々なデザインがあり、塩化ビニールならではの耐久性が特徴でもあります。塩化ビニール製の床材としては他にもクッションフロアがありますが、こちらはその名の通りクッション性があって柔らかいので傷や凹みがつきやすく、耐久性という意味では商業空間には向きません。フロアタイルは水にも強いので雑巾やモップでゴシゴシこすっても大丈夫。飲食や美容室などにはうってつけですね。

フロアタイルはバリエーションも豊富で、実はかなりの店舗で使用されているほど一般的な床材です。床材はフロアタイル一択!とは言いませんが、よほどのこだわりがない限り店舗の床材としては選んで間違いはないと思いますよ!

こだわりたいオーナー様へ。無垢のフローリングとコンクリートの床について

「フロアタイルの良さは十分に理解したけれど、それでもやっぱり床にはこだわって本物を使いたい!」とお考えのオーナー様もいるかと思います。木目調と本物の木目はやはり違いますよね。それは当然のことです。もし予算が許すのであれば本物の木目、つまり無垢材のフローリングを店舗に使用することも不可能ではありません。しかし無垢材のフローリングを選ぶのであればその後のメンテナンスは覚悟して下さい。まず、毎日の清掃。掃除機や乾拭きに加えて、水性や油性の汚れが付着した場合にはフローリング専用洗剤を塗布してすぐに拭き取る必要があります。無垢材のフローリングは水に弱いのでスチームモップや水拭きは厳禁です。それでも長年使い続けるとシミや黒ずみなどが付着してきます。清掃ではお手上げという場合には表面を薄く削り再塗装、それからワックスの塗布という作業が必要になります。これは専門業者にお願いするようなレベルなので、できれば日々のお手入れでなんとか長持ちさせたいところですね。無垢フローリングの持つ風合いは唯一無二ですが、手がかかる床材であることも確かです。

他にコンクリート仕上げの床も人気があります。コンクリートの持つ無機質な風合いはスタイリッシュな現代空間によくマッチしますが、こちらも長く付き合うにはいささか手がかかる代物になります。床にコンクリートを流し込んだ状態(通称:土間コン)は本来であれば下地になりますが、これがなかなかカッコイイので、そのまま仕上げにしてしまったのがコンクリート仕上げの成り立ち。下地ではなく“仕上げ”にするのであれば表面を保護・強化するためにコーティングを施しますが、それでも毎日の使用によりヒビ割れが生じてきます。このヒビ割れも含めてコンクリートの風合いを楽しむという方もいますが、ヒビ割れば放置するとだんだん範囲が広くなり、床とコンクリートが剥離してしまうようなことも。そうならないためにも定期的な補修が必要になってきます。手がかかる外国車みたいなものですね。

 

飲食店にはどんな床材?美容室にはどんな床材?業態に合った床材を選ぼう

 飲食店に向いている床材としてはフロアタイルや長尺シートになります。2つの違いとはサイズの違いで、大きな面積で使用するならロール状になっている長尺シートがオススメです。どちらも塩化ビニール製でクッション性がなく耐久性が良いのが特徴です。一昔前は見た目の“安っぽさ”があることは否めなかったのですが、現在のものは格段にクオリティが上がっているので、デザイン性の高い空間にも違和感なく溶け込むことができます。水にも強いので毎日の清掃時に心置き無く水を使用できるのもメリットと言えるでしょう。

フロアタイルと長尺シートは美容室にも向きますが、髪の毛などがタイルの繋ぎ目に入ってしまうことを考えると、長尺シートの方が適しているかもしれません。他に風合いを重視してフローリングという選択肢もあります。美容室ではカラーリングやパーマの薬液が床に飛び散ることが日常なので、フローリングにした際にはしっかりと塗膜(ワックスなど)を施しておかなくてはなりません。それでも長時間汚れを放置してしまうとシミになるので、毎日の清掃は念入りに行う必要があります。このようにお手入れこそ大変ですが、フローリングのもつ温かい雰囲気はお客様をリラックスさせる効果もあるので、あえて挑戦してみる価値はありますよ。

床の張り替えは計画的に!

 店舗リフォームの中でも床の張り替えは一大事です。クロスや天井のリフォームであれば、椅子やテーブルなどは養生しておくだけで良いのですが、床の張り替えの場合は置いてあるものを全て撤去してからの作業となるので、準備だけでも一仕事になってしまいます。家具の移動や搬出なども含めると床の張替えには数日間を要することになるので、その間は休業ということになります。店舗リフォームはお正月やお盆休みなどに合わせて計画的に行うと良いですね。

グランディルでは自社内に多能工が常駐しているので、店舗リフォームを少ない人数で迅速に行うことが可能です。床の張り替え以外にも店舗のリフォームに関しては幅広く対応しておりますのでお気軽にご相談下さい!

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