2021.02.19

ヒアリングと現地調査から始まる店舗デザイン。コロナ禍で居抜き物件が多い今こそ開業のチャンスです!

神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている株式会社グランディルです。長期化するコロナウイルスの影響で外食の機会がめっきりと減ってしまいましたが、春の訪れと共にそろそろ気の置けない仲間と外で会いたいですよね。これまでとは少しばかり違うルールやマナーが求められるかもしれませんが、それらを身につけてしまえば気兼ねなく再び人と会えるようになることでしょう。

さて、今回は店舗デザインのお話です。緩やかに戻りつつある客足、そして新常態に即した営業形態を意識して、今は店舗をリフォームする好機と私たちは考えています。これからお店を開業しようとしている方、すでにお店を営業されている経営者の方、どちらもいらっしゃるかと思いますが、今このタイミングで店舗のリフォームを真剣に考えてみませんか?

 

 

コロナ禍の今こそ店舗をリフォームして攻めの経営を!

 コロナ禍で残念ながら閉店してしまった店舗はたくさんあります。閉店までいかなくとも、業態を変えテイクアウトやデリバリーなどで経営を存続させているところもあるでしょう。いずれにしても飲食店は大きな変革期にあるということです。しかしこれはチャンスと言えます。

新しく店舗を始める方にとっては、良質な居抜き物件が多く市場に出ているという意味で妥協することなく理想の店舗を豊富な選択肢から選ぶことができます。状態によってはリフォームする部分が少なく済みますし、家具や什器も安値で手に入りやすいので初期費用が平常時よりも安く上がるかもしれません。

そして既に経営されている方にとってもリフォームするには必要十分な条件が揃っていると言えます。というのも、平常時や繁忙期にリフォームのために休業することは致命的ですが、営業時間に制約があり外出制限の影響で客足もままならないこのご時世では、数日〜数週間の休業で売り上げがガクンと下がることがないからです。お店は営業しているだけで諸経費がかかってくるので、お客様の見込みが少ないこの時期の休業はさほどのダメージにはならないはずです。それよりも新常態仕様にリフォームすることで、お客様の安心と信頼を得られ売上の向上に繋がる可能性の方が大きいです。

店舗のデザインを一新して、今こそ攻めの経営ですよ!

 

店舗デザイン事始め。ヒアリングでイメージを引き出し、現地調査で理解を深める

店舗のリフォームを依頼されるお客様は、既に何らかの理想のイメージをお持ちになっています。「南仏風にしたい」「シンプルモダンがいいなぁ」など、漠然とでも目指すデザインの方向性があるものです。私たちが店舗デザインを依頼された時は、まずお客様の持っているイメージを共有するところから始めるようにしています。イメージの共有は口頭だけで行うものではありません。例えば“南仏”と聞いても抱くイメージは人によってそれぞれなので、明確な視覚情報として画像や資料を突き合わせながらイメージの擦り合わせを行います。

次に現地調査を行います。店舗デザインは客席の空間演出だけではなく、バックヤードに必要な機能を十分に備えていることが条件になってきます。スタイリッシュな空間であると同時にお店としての必要なサービスが滞りなく提供できて、なおかつそこで働く人がストレスなく動ける空間であることも重要なのではないでしょうか。私たちはリフォームを予定している既存の店舗を調査し、電気の容量や配管の位置などをしっかり確認しておくことで、どのようなデザインが可能なのか見極めます。

 

ゾーニング、そしてレイアウト。店舗デザインは動線が命!

 店舗にもいろいろな形態がありますが、ここでは飲食店を例にとってお話します。飲食店の店舗デザインで最も重要なのはゾーニング、つまり用途による住み分けではないでしょうか。例えば居酒屋の場合は待合コーナー、レジ、カウンター席、ボックス席、厨房、化粧室、お店によっては事務室や従業員のロッカー室などが必要になってきます。訪れる人、働く人、それぞれの動きをできるだけ細かくシミュレートし、流れるような動線を確保できれば気持ちが良いですよね。

大まかなゾーニングができたところで、次に家具や什器のレイアウトに入ります。店舗のレイアウトはその後の経営を左右するとてもデリケートな作業になります。客単価や滞在時間などから席数のあたりつけ、従業員の作業効率やサービスのスピードなども考えた上で適切な席数を決めてレイアウトしていきますが、これまでとは少し事情が違っている点があることにも注意しましょう。それは店で過ごす人同士が適切な距離を保てるように配慮しなくてはならないこと。そう、ソーシャルディスタンスは店舗デザインをする上で考慮しなくてはならない項目になったということです。客席間の仕切り、テーブルとテーブルの間隔などには十分に気を遣って、新常態に相応しいレイアウトをします。

これらのように様々な制約があるとはいえ、店舗デザインは夢のある共同作業です。私たちは常にお店に訪れるお客様が豊かな時間を過ごし、一つでも多くの笑顔が生まれることを想像しながらあれこれ考え進めています。

 

 

グランディルの店舗デザインは“期待通り”ではなく“期待以上”を約束します

 グランディルの店舗デザインは、お客様の持つ理想のイメージを具現化することではありません。そこをスタートとしつつ、まだ見ぬ新しい形態を共に模索していく作業です。それは全くのオリジナルであり、世界に一つしかない空間を創造するということです。「こんな素材の使い方があったんだ!」「大胆すぎると思ったけれど、意外と落ち着く!」など、最初はイメージできなかったけれど“すごくいい“と思えるデザインを導き出し、期待以上の提案をすることが私たちの目指すところでもあります。

店舗デザインはお客様との共同作業です。ぜひ私たちにご依頼いただき、世界に一つしかない空間を共に創造しませんか。

 

 

 

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