2020.05.11
リフォーム前に要確認!和室を洋室に変身させる際に考えるべきポイント
神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている株式会社グランディルです。
私たち日本人にとってもちろん和室は落ち着くスペースです。
しかし「フローリング床」に「ソファ」、人気の「北欧家具」などに囲まれた洋室での生活は誰しもが1度は憧れたことがあると思います。
弊社グランディルは、これまで「和室を洋室にリフォームしたい」お客様の沢山のご要望に応えてまいりました。
今日は弊社のこれまでの経験をもとにし、和室から洋室へのリフォームを検討されている方に対して、リフォーム前に予め留意しておいて欲しいポイントを大きく3つに分けてご案内したいと思います。
注意点1:『畳の厚さを把握する』とは?
和室を洋室にリフォームする際に、まず確認しておきたい箇所には畳の厚さがあります。
一体どういうことでしょうか?
畳の厚みは一般的には『55mm』が多いですが、決して統一はされておらず『13mm〜60mm』と幅広い種類が存在します。
洋室へとリフォームする場合、この畳の厚みによって「下地処理」が異なって参ります。
一番薄い『13mm』であれば単純に畳を剥がしてフローリングに張り替えるだけの施工で問題ないのですが、『55mm』の場合、他の部屋の床と高さを合わせる必要が出てくるのです。
具体例を挙げるのであれば、今『55mm』の畳が敷かれているの下手の隣が洋間の場合、張り替えだけの施工だと、部屋間の床の高さに段差が生じてしまうことになるのです。
その場合「既存の畳の高さに合わせるのか」、「洋間の床を下げるのか」。どちらにせよ床の高さを統一することを考える必要が出て参ります。
また、床の高さは、部屋間の段差だけの問題ではありません。
既存の「掃き出しサッシ(掃き出し窓)(人が出入りできる窓)」や「押し入れ」をどう処理するか、といった問題にも波及してくるので、予め把握しておく必要がございます。
注意点2:マンションの和室と戸建ての和室は異なります!
お客様がお住まいになられているお家が「マンション」なのか「戸建て住宅」なのかによっても、和室から洋室へのリフォームで注意しなくてはならないポイントは変わって参ります。マンションと戸建ての和室の違いに着目してみましょう。
大きくは壁の問題です。
柱が壁の中に隠れた「大壁」が採用されることの多いマンションは、その上からクロスが貼られていることがほとんどであるのでリフォームは比較的簡単なものになります。
極端な話、クロスを張り替え、床をフローリングに変えるだけでお部屋の雰囲気をガラッと変えることが可能であるのです。
その一方で、柱を壁の外側に出す「真壁」を採用している戸建ての和室は、もとよりその柱も和室の空間を彩るデザインの一端を担っていることもあって、洋室への変貌は一筋縄ではいきません。
また昔ながらの「塗り壁」が和室に採用されている場合、壁紙を変えるのにも費用がかかってきてしまいます。
戸建ての和室を洋室にすることは、コストはかかってきてしまうものの、出来ない訳ではありません。
しかし、リフォームへのモチベーションが「畳のメンテナンスが面倒…」といった理由であれば、和室のテイストを変える選択肢も視野に入れることも弊社はオススメしております。
たとえば畳を樹脂と和紙製のものに変えるだけでメンテナンスいらずになり、見た目も劣化致しません。
樹脂製の畳はダニも発生させませんし、断熱性もあります。半畳ものにして色を二色使うと、今の和室とは雰囲気の異なるオシャレな和室を創ることも可能であるのです。
注意点3:洋室へのコダワリは?押し入れや長押(なげし)はどうしよう?
和室から洋室へのリフォームは、壁・床の他、和室に基本的に装備されている「押し入れ」や「サッシ枠」をどこまで理想の洋室に近づけるリフォームするのかを、施工の前にイメージを固めておく必要がございます。
たとえば「押し入れ」はクローゼットにすることが出来ますし、サッシ枠も白木でなく洋室にあったものに取り換えることが可能です。
それでは「縁」や「長押(なげし)(柱から柱に渡る横木)」などはどういう風に変えたいのか……。
既存の和室に手を入れる箇所や、どれだけコダワリを持って洋室に変貌させるかの度合いによっても料金が変化していくことを覚えておいていただきたく思います。
料金は6畳で約10万〜50万円
予算の一例を出すと……
6畳の畳をフローリングにするだけの場合、材料・工事費込みで『10〜15万円』の施工にります。(一般的なフローリングの場合)
また、上記にあげた注意点を全て払拭した「完全な洋室」へのリフォームは6畳で、フローリングとクローゼットの取り付けも行った上で、材料・工事費込みで『50万円』ほどとなります。
洋室リフォーム、一緒に出来る工事は?
ここまで和室から洋室へリフォームする際の注意点を3点書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
また、せっかく洋室へとリフォームするのであればこの機会と一緒にお家に「手すり」などを付ける「介護リフォーム」を検討されても良いかと思います。
部屋の大改装は決して安い買い物ではないことを弊社は重々承知しております。
お客様の生活空間を大きく左右するリフォーム工事でもあるため、弊社も慎重に施工を進めていくことをお約束いたします。
お部屋のリフォームであればグランディルにご相談ください。一緒に最適解を求められるよう全力で対応させていただきます!
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