2020.01.24

お家の水回り、交換時期の目安はいつ?

神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーションを請け負っております、株式会社グランディルです。

お家を箇所ごとに見ていくと、経年劣化の速度は、その場所や使用頻度によってずいぶん差があることが分かります。

特に、「トイレ」、「キッチン」、「ユニットバス」、そして「給湯器」などの水回りは常にピカピカに保っておきたい箇所ですよね。

水回りの綺麗さは、そのままお家全体の清潔度を表しているようです。劣化した水回りを新しくすることで生活がより快適なものになることは言うまでもないでしょう。

しかし、その一方で「毎日使う水回りだからこそ、リフォーム・交換時期のタイミングがイマイチ分からない」お声も弊社は数多く耳にします

見た目でわかる劣化ならまだしも、排水管や給水管の劣化にまで気を配るとなると、交換のタイミングを”年数”で把握してしまうことも1つの手であるのです

そこで今日は、上記にあげた水回りのリフォームの目安や年数を一緒に把握してしまいましょう。

「トイレ」、注目すべきはタンクとウォシュレット

トイレ(便器)そのものは”陶器製”であれば外部的な損傷がない限り、半永久的に使うことが可能です。
その上でお客様がトイレ内で劣化を注目しなくてはいけない箇所は、
大きく「タンク」。そして「ウォシュレット」の2点です。

・タンクの交換時期は「10年」が目安

タンクは給水管、排水管など様々なパイプが複雑に絡み合って作られています。
長く使うことでタンクは内部のパーツに劣化が現れます。劣化が進行すると、漏水を引き起こしたり、逆にタンク内に「水がたまらない」などタンク本来の機能が損なわれてしまうので注意が必要です
もちろん使っていて不具合を感じたら交換をする他ありませんが……
交換時期の目安としては、約10年を見ておきましょう!

・ウォシュレットの交換時期も「10年」が目安

ウォシュレットの劣化は「温水が出ない」「ノズルが伸びない」「水漏れを起こしてしまう」など、まともに正常しなくなることから、劣化をすぐに判断することができます

また、交換に10年を見ておいてほしい理由は他にもあります
このことは下に紹介する全ての電化製品に関しても同じことが言えるのですが、「10年」と言う時間は、メーカー側がその製品のパーツ生産を終了させてしまう時間でもあります。

つまり、修理したくても出来ない。交換を余儀なくされる時間が「10年」でもあるのです。

「キッチン」は15〜20年、ガスコンロにも寿命があります!

キッチンは使用状況や使われている素材によっても変わって参りますが、15年〜20年使うことで「引き出しやドアの開閉が満足に出来ない」劣化を確認することが出来ます。

・ガスコンロは「10年」を目安

ガスコンロも上記ウォシュレットと同様に電化製品であるため、10年ほどで不具合が確認出来たら、修理ではなく交換を検討されると良いでしょう。

ユニットバスは使用状況を確認!

ユニットバスは、耐用年数をみることを基本としますが、換気やマメな掃除によって寿命が大きく前後する箇所でもああるため、劣化は年数ではなく”見て”確認する方が確実といえます。

・コーキング部分のカビが掃除しても取れなくかった
・排水口から異臭がする
・換気扇が前よりも機能しなくなった

などが劣化のサインです、また排水の設置面から水が漏れ始めたりしたら交換を考えなくてはいけない状態に達しているといえます。

・給湯器は役10年

これもウォシュレット、ガスコンロ同様の理由より、10年で交換をご検討されることをオススメします。

部分的な交換とまとめてのリフォームはどちらが賢い?

ここまでに水回りのリフォーム、交換時期と目安にをお伝えしてきましたが、水回りのリフォームに関しては、
1:「満足に使えなくなった箇所だけをリフォーム」
2:「キッチンならキッチン全てをリフォーム」
3:「いっそのことお家の水回り全てリフォーム」
どの判断が賢明であるのかも、お客様の悩みどころであると思います。

結論を言ってしまえば、ここの判断はお客様の気分や予算によるところが大きく、正解は特にありません。

今機能しなくなってしまった部分を回復させることのみを目的とするのであれば、部分的な交換やリフォームで十分です。

一方で、ある程度まとまった単位でリフォームをしてしまうことには、

・「統一感が持たせたリフォームができる」
・「一回の工事計画の中に全てのリフォーム工事を組み込める」
・「次回の修理の時期を統一することもできる」

などのメリットを見つけることも出来ます。

部分的なリフォーム工事の後に、他の箇所がかえって古く目立ってしまい、再度リフォーム工事をご検討されるお客様も少なくありません。

長期で見た場合、まとめてリフォームをすることが経済的でもありますが、やはりここはお客様の判断に委ねられます。

いずれリフォームする水回り、
年始である”今”にご検討されてはいかがでしょう?

冒頭申しあげた通り、半永久的に使えるように見えても部分部分、水回りの劣化は避けられないものです。

今回ご紹介した目安もそうですが、いずれどこかでリフォームを検討されなければならないのであれば、新年も明けた今にご検討されることも、考えて見てはいかがでしょう?

水回りを快適に保つことで、今年1年がきっと気持ちよく過ごせるはずです。

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