2026.03.04

新築住宅で床鳴りが起こる原因と対策まとめ|セルフチェック・保証制度・予防策まで解説

新築なのに床から「ギシギシ」「ミシミシ」と音がして驚いたことはありませんか?

新築住宅で床鳴りが起きるのは珍しいことではなく、さまざまな原因があります。施工直後の木材の動きや、釘の打ち方、湿度の変化などが関係しているのです。

この記事では、新築住宅で床鳴りが起こる理由から、セルフチェック方法、簡単な対策、保証対応、そして予防策までをわかりやすく解説します。

床鳴りが新築住宅で起こるのはなぜ?

新築の家で床鳴りが起こる理由は、一言でいうと「木材が動くから」です。木は生き物のように湿度や温度に反応します。そのため、施工直後の住宅では特に床が鳴りやすくなります。

建材が乾燥して収縮する

木材は、時間が経つにつれて少しずつ水分が抜けていきます。

水分が抜けると木が縮むため、床にわずかなすき間やズレが生じて音が出るのです。

とくに新築では乾燥がまだ不十分な木材が使われることも多く、引っ越し後しばらくしてから床鳴りが起きることがあります。

こうした乾燥による変化は避けにくいため、施工時の配慮が重要です。

湿度や気温の変化で木材が動く

木は湿度を吸ったり吐いたりして、伸びたり縮んだりします。

梅雨の時期には膨らみ、冬になると縮むため、床材のつなぎ目などが動いて音が出る原因となります。

家の中の湿度が高すぎたり低すぎたりすると、木材の動きが大きくなって床鳴りが起こりやすくなります。

そのため、室内の湿度管理も床鳴り対策において重要です。

施工後すぐは構造が安定していない

家を建てた直後は、まだ木材や部材が完全に馴染んでいない状態です。

施工直後の木材は微妙に動きやすく、少しの荷重や気温差でもズレが生じて音が出やすくなります。

このような床鳴りは、数か月経つと自然と落ち着くことも多いです。

とはいえ、放置してよいものか気になる方は、チェック方法や保証制度も知っておきましょう。

床鳴りが新築で発生する主な原因とは?

ここでは、床鳴りが実際にどうして起こるのか、より具体的な構造的原因を紹介します。

床材と下地材の間にすき間ができている

フローリングの下にある下地材との接触が不十分な場合、歩くたびに摩擦やズレで音が出やすくなります。

施工精度が悪いと、こうしたすき間が発生することがあります。

また、時間の経過で木材が痩せてできたすき間も原因になる場合があります。

すき間は見えない場所なので、専門業者での確認が必要なケースもあります。

釘やビスの締め付けが弱い・不均一

フローリングを固定するための釘やビスの打ち方が甘かったり、不均一だったりすると、歩いたときにフロアがたわみ音が出ることがあります。

特に端の部分や交差点部分に負荷がかかると、ギシギシ音が発生しやすいです。

また、過剰に締めすぎても木材が割れたり変形したりする原因になるため、施工技術が問われます。

DIYでの修理は難しいため、早めに業者へ相談するのが安心です。

床束や根太の設置にズレがある

床を支える「床束(ゆかづか)」や「根太(ねだ)」の設置が正しく行われていないと、床全体が安定せず、歩くたびにズレて音が鳴ります。

これらは床下にある部材なので、床下の点検口からの確認が必要です。

床束が少しでも傾いていたり、高さが合っていない場合も同様の問題が起きます。

専門業者による床下検査でしか確認できないため、放置は避けましょう。

遮音材や断熱材の施工が甘い

床下に敷かれる遮音材や断熱材がしっかりと敷かれていないと、振動が伝わりやすくなり音が目立つことがあります。

また、これらの素材がズレたり、浮いたりしている場合も、床鳴りの一因になります。

防音・断熱性能だけでなく、施工ミスが床鳴りを引き起こす原因になることもあるのです。

高気密高断熱の住宅ほど、こうした施工の丁寧さが求められます。

新築の床鳴りに使われる建材や施工方法の影響

使用する床材の種類や、どのような方法で床を施工するかによっても、床鳴りの発生率は変わってきます。

合板フローリングは膨張・収縮しやすい

最近の住宅では合板(ごうはん)フローリングがよく使われますが、これは何枚もの木材を貼り合わせた構造をしています。

この合板は湿度の変化に弱く、膨張や収縮を繰り返しやすいため、床鳴りが起きることがあります。

特に季節の変わり目には音が目立つこともあります。

無垢材(むくざい)のような自然の木材よりも安定感はありますが、施工方法との相性が重要です。

釘打ち施工は木材が動いたときに鳴りやすい

昔ながらの釘打ち工法では、木材が動いたときに釘の部分で摩擦が起きてギシギシと音が鳴ることがあります。

とくに床材の動きが大きい場所では、音が目立ちやすい傾向があります。

最近では釘と接着剤の両方を使った工法も増えています。

工法によって仕上がりや耐久性が変わるため、施工前に確認しておきましょう。

接着剤が不十分だと摩擦音が出やすい

接着剤をしっかりと使っていないと、床材が動いたときに下地との間で擦れて音が鳴ります。

施工の際に使う接着剤の量や広がり具合が均等でないと、後からトラブルになることがあります。

部分的に剥がれているような場合は補修も必要です。

見た目はきれいでも、内部で問題が起きていることがあるので注意が必要です。

フローティング工法は浮きやすく音が出る

床材を下地に固定せずに敷く「フローティング工法」は施工が簡単でコストも抑えられますが、音が出やすいというデメリットがあります。

歩いたときに床が上下に少し浮き上がるため、ギシギシとした音が発生しやすいのです。

特に長い期間使うと接合部分が緩みやすく、トラブルが起きがちです。

長期的な視点で考えるなら、固定型の施工方法のほうが安定性があります。

床鳴りが新築で発生した場合のチェックポイント

もし新築で床鳴りが気になる場合、自分でできるチェック方法をいくつか試してみましょう。簡単な観察で原因の特定につながることがあります。

どの部屋・場所で音がするか確認する

まずは床鳴りが発生する場所を特定しましょう。特定の部屋だけなのか、家全体に起こるのかによって原因が異なります。

また、音が鳴る位置がいつも同じであれば、構造的な問題の可能性が高まります。

床材が浮いていたり、下地がしっかりしていない部分があるかもしれません。

特定できたら、その場所をメモに残しておきましょう。

音の種類(ギシギシ・ミシミシ)を記録する

音の種類によって原因が異なることがあります。「ギシギシ」「ミシミシ」「パキッ」など、どんな音がするかを記録しましょう。

ギシギシという音は摩擦が原因のことが多く、パキッという音は木材の急激な収縮などが考えられます。

スマートフォンで音を録音しておくと、後で専門家に相談する際にも役立ちます。

音の高さや長さもメモに取ると、さらに精度の高い判断ができます。

時間帯や天気によって音の違いを確認する

気温や湿度によって床鳴りが強くなる時間帯や天気があります。

特に早朝や夜間に音が大きくなる傾向がある場合、室温の変化が関係しているかもしれません。

雨の日や乾燥した日で音が変わる場合は、湿度による木材の伸縮が原因となります。

季節ごとの変化を記録しておくと、原因の特定につながりやすくなります。

床下にアクセスして構造を確認する

可能であれば、床下点検口から床下の構造を確認してみましょう。

根太や床束がしっかり設置されているか、緩んでいる部材がないかをチェックします。

自分で確認が難しい場合は、住宅会社の定期点検や専門の業者に依頼するのがおすすめです。

床下には湿気やカビが溜まりやすいので、床鳴り以外の問題も見つかることがあります。

床鳴りが新築時に起きたときの簡単なセルフ対策

軽度の床鳴りであれば、自分でできる対策もいくつかあります。大がかりな工事をせずに対処したい方は、まず以下の方法を試してみてください。

床材のすき間に専用の潤滑材を入れる

床鳴り専用の潤滑スプレーやパウダーを使えば、摩擦音を軽減できます。

ホームセンターなどで購入でき、フローリングの継ぎ目に差し込むだけで使えます。

ただし、根本的な解決にはなりにくいため、一時的な対応として使いましょう。

使用後は効果が切れることもあるため、定期的な再処理が必要になることもあります。

家具の位置を変えて圧力を分散させる

重い家具が特定の場所に集中していると、床材に負担がかかり音が出やすくなります。

家具の位置を少しずらすだけでも、圧力のかかり方が変わって床鳴りが軽減されることがあります。

ベッドやソファの下にクッション材を敷くのも効果的です。

特に音が出る場所の真上に家具がある場合は、試す価値があります。

湿度を調整して木材の動きを抑える

室内の湿度が高すぎたり低すぎたりすると、床材の伸び縮みが大きくなります。

加湿器や除湿機を使って、室内の湿度を40~60%程度に保つようにしましょう。

特に冬場は乾燥しやすく、木材が縮んで音が出やすくなります。

エアコン使用時にも湿度のバランスに注意が必要です。

市販の防音シートを敷いてみる

床鳴りが気になる箇所に、防音・防振マットやシートを敷くことで音の伝わりを抑えることができます。

床鳴り自体を消すものではありませんが、音が軽減されるため快適になります。

また、滑り止め効果もあり、小さなお子様や高齢者のいるご家庭でも安心です。

デザイン性のあるマットも多く、インテリアとしても使えます。

床鳴りが新築でも保証やアフターサービスで対応できる?

床鳴りが気になった場合、「保証で直せるのか?」と心配になる方も多いでしょう。実際には、施工会社によって対応が異なります。

住宅メーカーの初期保証に含まれることがある

大手ハウスメーカーや工務店では、構造上の問題として床鳴りが保証の対象になることがあります。

保証書や契約時の説明書を確認して、床鳴りに関する記載があるか見てみましょう。

施工不良が原因の場合、無償での補修対応をしてもらえるケースも少なくありません。

気になる点は早めに問い合わせることが大切です。

引き渡し後すぐに連絡すれば無償修理の対象になることが多い

床鳴りに気づいたら、早めに施工業者に連絡することで、無償対応してもらえる可能性が高くなります。

特に引き渡しから1年以内は初期保証期間内であることが多いため、遠慮せずに相談しましょう。

後回しにすると保証期間が過ぎてしまい、有償修理になるケースもあります。

発見次第すぐに連絡するのがベストです。

定期点検で発見されれば早期対応が可能

住宅メーカーや工務店では、半年・1年・2年などの定期点検があります。

そのタイミングで床鳴りを伝えると、スムーズに修理対応につながることが多いです。

音の種類や場所を記録しておくと、点検のときに正確に伝えることができます。

定期点検は無料で行われる場合が多いので、積極的に活用しましょう。

工務店やハウスメーカーに記録を添えて相談する

自分で記録した情報(場所、音の種類、音がする時間など)をまとめて相談することで、より適切な対応が期待できます。

録音や写真があると、施工側も判断しやすくなり、スムーズな補修につながります。

また、文書でやりとりしておくと、トラブル時の証拠にもなります。

言った・言わないのトラブルを防ぐためにも、メールや書面での相談がおすすめです。

新築住宅での床鳴りを防ぐための施工前の注意点

床鳴りは住み始めてから気づくことが多いですが、実は家を建てる前の段階でしっかりと対策することで予防が可能です。ここでは、施工前に押さえておきたいポイントを紹介します。

信頼できる施工業者を選ぶ

床鳴りの多くは施工の質に左右されるため、実績と信頼のある業者選びが最も重要です。

過去の施工例や口コミ、アフターサービスの内容などを確認し、丁寧な施工をしてくれる業者を選びましょう。

できれば現場監督や職人と事前に話し合いができる環境が理想です。

価格だけでなく、品質や対応の良さも重視することが後悔しない家づくりにつながります。

床材の品質と乾燥状態を確認する

使用する床材がしっかりと乾燥されているかはとても大切なポイントです。

含水率が高いまま施工されると、後から乾燥して収縮し、床鳴りの原因になります。

信頼できるメーカーの床材を使用しているか、しっかり管理された木材かを確認しましょう。

木材の産地や保管方法までチェックできると安心です。

釘打ちと接着を併用した工法を選ぶ

釘やビスだけでなく、接着剤も併用する工法は、床材のズレや浮きを防ぎ、床鳴りを予防しやすくなります。

接着剤をしっかり使うことで、木材同士が密着し、音が出にくくなります。

使用する接着剤の種類や範囲についても事前に確認しておくと安心です。

床材と下地との相性にも注意を払いましょう。

現場での湿度管理を徹底してもらう

施工中の湿度が高すぎると、木材が湿気を吸って膨らみ、完成後に乾燥して縮むことで床鳴りを引き起こします。

工事中に適切な湿度管理をしているかは、施工品質に大きく影響します。

梅雨時や冬場の施工は特に注意が必要です。

加湿・除湿器を設置しているか、換気をしているかなど、現場管理の体制を確認しておきましょう。

床鳴りが新築に多い理由とその意外な盲点

新築住宅では床鳴りが比較的起きやすい傾向がありますが、その原因には見落としがちな要因も含まれています。

引っ越し直後の家具配置が影響することがある

新築に引っ越した直後、重い家具を一か所に集中して置いてしまうことで、床に負荷がかかり音が鳴ることがあります。

特にキャスター付きの家具や、高さのある家具は床をたわませる原因になります。

家具を置く前と置いた後で音の有無が変わる場合は、配置を見直してみましょう。

ラグやマットで荷重を分散するのも効果的です。

床下の空気の流れが悪いと湿度がこもる

床下の通気性が悪いと、湿度が溜まりやすくなり、木材に影響を与えることがあります。

床下が湿気を多く含むと、木材が膨張し、床鳴りやカビの原因になります。

基礎部分の通気口の数や配置が適切か、点検口から床下の状態を確認しておきましょう。

必要に応じて換気ファンを設置することも検討できます。

新築特有の乾燥期と重なると床材が動きやすい

冬や空気が乾燥しやすい季節に入居すると、施工直後の木材が一気に乾燥して収縮します。

これにより床材にすき間ができたり、下地との間に摩擦が起きて床鳴りが発生します。

施工から時間が経てば落ち着くことも多いので、まずは様子を見ることも大切です。

ただし、音が激しい場合は放置せずに専門家に相談しましょう。

音の発生源が床以外(壁・天井)の場合もある

「床が鳴っている」と思っていたら、実は壁や天井から音が出ていたというケースもあります。

建物全体の構造が影響し合っているため、音の伝わり方がわかりにくいことがあるのです。

音が出ている場所をしっかり見極めることが、正しい対策の第一歩です。

必要に応じて、専門業者に音の診断を依頼するのも良いでしょう。

まとめ:床鳴りが新築で起こる原因と正しい対策方法

新築住宅での床鳴りは、施工不良だけでなく、木材の性質や湿度変化など様々な原因によって起こります。以下にポイントをまとめます。

乾燥や構造のズレが主な原因

木材の乾燥や温度・湿度の変化による収縮、施工時のズレや釘の締め不足などが主な原因です。

音の種類や発生場所から、原因をある程度推測できます。

特に新築時は木材が落ち着くまでに数か月かかることもあります。

自然に収まる場合もあるため、慌てずに様子を見ながら対応しましょう。

施工精度と建材の選定が重要

事前の施工ミスを防ぐためには、信頼できる業者選びや、品質の高い床材の選定が欠かせません。

また、釘と接着剤の併用工法や、湿度管理を徹底した現場施工なども効果的です。

建築前の段階から床鳴りを意識した対策をすることが、長く快適に暮らすポイントとなります。

簡単なセルフチェックと早期相談が効果的

床鳴りが気になったら、場所や音の種類を記録し、早めに施工業者に相談しましょう。

保証期間内であれば、無償での対応も受けられる可能性があります。

また、軽度であれば潤滑剤の使用や家具の配置換え、湿度調整などで軽減できることもあります。

気になる床鳴りには早めに対応し、快適な新居生活を守っていきましょう。

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