2023.10.24

お風呂が寒い3つの原因とは?寒さ対策におすすめのリフォームも解説

冬の日に「お風呂が寒い」と感じることはありませんか?その背後にはさまざまな原因が潜んでいます。

この記事では、その寒さの3つの主要な原因と、それを解消するためのおすすめのリフォーム方法を詳しく解説します。あなたのお風呂タイムを快適にするヒントが満載です。これを読むだけで、これからのお風呂がちょっと待ち遠しくなるかもしれませんね。

お風呂が寒い原因

お風呂が寒い原因について解説していきます。

窓やドアから冷気が入る

お風呂が冷える大きな原因の一つは、窓やドアからの冷気の侵入です。

浴室の窓が十分に断熱されていない場合、そこから冷気が入り込み、温まった空気を冷やしてしまいます。これが原因で、たとえ熱いお湯を使っていても、浴室全体が思うように暖まりません。さらに、扉や窓の隙間からの隙間風も、空間を冷やし、快適なバスタイムを損なう可能性があります。

換気扇を回している

もう一つの原因は、換気扇の使用です。

浴室の換気扇は、外の冷気を室内に引き込む可能性があります。特に入浴中に換気扇を稼働させると、室内の温かい空気が外に逃げ、逆に冷たい空気が室内に流れ込んできます。これが特に問題になるのは、ドアや窓の立て付けが不十分な場合。暖かい空気が換気扇によって逃げ、更に隙間から冷気が入り込むため、非常に寒く感じることがあります。

コールドドラフト現象

コールドドラフト現象もお風呂の寒さを引き起こす要因です。

この現象は、冷たい空気が部屋の下部に集まることを指します。窓や換気扇から入る冷たい空気が足元に溜まり、特に保温性の低い床材を使用している浴室では、床が非常に冷たく感じられます。古い賃貸住宅でよく見られるタイル張りの床は、保温性に乏しく、冷えた空気をさらに感じやすくします。

寒いお風呂の危険性

寒い浴室での入浴は、「ヒートショック」という深刻な健康リスクを伴います。

体が急な温度変化に晒されることで血圧が不安定になり、最悪の場合、生命を脅かす事態にまでつながることがあります。例えば、温かい居間から一気に冷たい脱衣所へ移動すると、体は冷気にさらされ、血圧が上昇します。そして、その直後に熱い湯に浸かると、血管が拡張し血圧が下がることで、めまいや失神を引き起こす危険性があるのです。

特に、浴槽での失神は溺れるリスクが伴い、非常に危険です。安全かつ快適にバスタイムを楽しむためには、浴室の温度管理に注意を払うことが重要です。

自分でできるお風呂の寒さ対策

自分でできるお風呂の寒さ対策をご紹介します。

入浴中は換気扇を切る

冷えた体を温めるためのお風呂。しかし、換気扇が回っているとその効果も半減してしまいます。

なぜなら、換気扇は浴室の暖かい空気を外へ逃がし、外の冷えた空気を取り込んでしまうからです。特に冬のような寒い季節には、換気扇が浴室の温度を急速に下げる原因となります。冷えを防ぐためにも、入浴中は換気扇をオフにしましょう。

入浴前にシャワーを壁や床にかける

入浴前のひと工夫で、浴室の冷えを軽減することができます。その方法は、シャワーを壁や床に向けて短時間放水すること。

これにより、冷たいタイルや壁が暖かい水で温められ、寒さが緩和されます。さらに、床が暖かくなることで足元の冷えも和らぎます。冷たい空間での裸になる時間を少なくすることで、体感温度の大きな変動を防ぎ、ヒートショックのリスクも低減できます。

蓋を閉めずに浴槽にお湯を張る

浴槽にお湯を張る際、蓋を閉めずにすることで、浴室全体を温めることができます。

蓋をしないことで、湯の熱が浴室の空気に伝わり、寒さを感じにくくなるのです。また、湯の蒸気が広がり、湿度が上がることで、乾燥による冷えを防ぎます。

お風呂マットを敷く

タイルは冷えやすい材質で、裸足で触れると一気に体感温度が下がってしまいます。そこでオススメなのが、お風呂マットの使用です。

お風呂マットを床に敷くことで、足元からの冷えをグッと抑えることができます。また、滑りにくい素材でできているため、安全面も確保されます。お風呂マットはデザインも豊富なので、お風呂の雰囲気を変えるアイテムとしても楽しむことができますね。

断熱シートを窓に張る

窓からの冷気対策として、断熱シートを張る方法があります。

これは、簡単に貼り付けられるフィルムのようなもので、冷気の侵入を大幅に軽減してくれます。さらに、透明タイプを選べば、日光を遮ることなく、浴室を明るく保つことができます。

脱衣室にヒーターを置く

寒さを解消するために、脱衣室にヒーターを置くのもおすすめです。

短時間で部屋を温められるヒーターは、入浴前後の寒さを緩和し、心地良い空間を提供してくれます。ただし、ヒーターの選び方や設置位置には注意が必要です。熱源が近すぎると火傷のリスクがあるので、適切な位置に置くことと、使用後は必ず電源を切るよう心がけましょう。

寒いお風呂は断熱リフォームもおすすめ

寒いお風呂は、以下のような断熱リフォームもおすすめです。

窓をリフォームする

冷えを感じる要因の一つは窓からの冷気です。窓の断熱力を高めることで、その冷気を効果的にブロックすることができるのです。

例えば、既存の窓に内窓を追加したり、断熱性能が高い樹脂製のサッシに変えたりすることが考えられます。また、ガラスを二重にすることで、さらなる断熱効果を得ることも可能です。このような窓のリフォームを行うことで、寒さが格段に和らぎます。

断熱材を入れる

システムバスの壁に断熱材を取り入れると、冬でも安定した温度の浴室を実現できます。

そして、壁だけでなく、天井や床にも断熱材を配置することが考えられます。断熱材で浴室全体を包み込むことで、お湯の温度をキープしつつ、快適なバスタイムを実現することができます。

床材を変える

足元から感じる冷たさを和らげるためには、床材の変更が効果的です。

例として、冷たさを感じにくい樹脂製の床や、特に浴室に適したクッションフロアなどに変更することが考えられます。さらに、床暖房を導入することで、寒い日でも暖かい床を体験することができます。

浴室暖房を設置する

事前に浴室を暖かくしておくための浴室暖房の導入は、寒さ対策に大変有効です。

また、床暖房の利用で、さらなる暖かさを追求することもできます。近年では、効率よく部屋を暖めることができる高性能な暖房器具が増えており、電気代を抑えつつ、快適な浴室環境を作ることが可能です。

在来工法からユニットバスに変更する

古い住宅には、独自のデザインが可能な在来工法の浴室が多く見られますが、寒さ対策が十分に施されていないことも少なくありません。一方、最近のユニットバスは断熱性能や機能性に優れています。

したがって、在来工法の浴室をユニットバスにリフォームすることで、浴室の快適性を向上させ、寒さ対策も兼ね備えることができます。

まとめ

今回の記事では、お風呂が寒い3つの原因と、寒さ対策におすすめのリフォームについて解説してきました。

自分でできる対策もありますが、本格的に対策をするならリフォームをするといいでしょう。その際、心から安心できるのは品質と信頼性の両立です。

そこでおすすめなのがグランディルです。

戸建て、マンション、さらには店舗のリフォームにおいて、その高い専門性で多くの方々からの厚い信頼を集めています。私たちの豊富な実績は、お客様のさまざまなニーズや生活様式をきちんと反映した、最適なリフォームの実現に繋がっています。

 

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