2026.01.06

新築の床にきしみ音がする原因とは?対処法や修理費用まで徹底解説

新築の家に住み始めたばかりなのに、床を歩くたびに「ギシギシ」「ミシミシ」と音が鳴ると、不安になりますよね。せっかくの新しい家なのに不具合があるのでは?と心配になる方も多いです。

この記事では、新築の床にきしみ音がする原因や放置した場合のリスク、修理方法や費用の目安、業者選びのポイントまでわかりやすく解説します。

実際にどんな時に音がするのかをチェックする方法や、保証期間中の対応の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

新築の床にきしみ音がするのはなぜ?考えられる原因を解説

新築なのに床がきしむ原因は1つではなく、いくつかの理由が重なって発生していることもあります。ここではよくある5つの原因を解説します。

床材の乾燥や収縮によってすき間ができる

新築の家では、木材がまだ完全に乾ききっていないことがあります。時間が経つにつれて室内の湿度や温度に影響されて木材が収縮し、すき間が生まれることがあります。

このすき間によって、歩いたときに木と木がこすれて「ギシギシ」という音がするのです。特に冬の乾燥する時期は、きしみ音が大きくなる傾向にあります。

木材は生きている素材なので、多少の動きや音は避けられないこともあると理解しておきましょう。

しかし、音が大きすぎたり長期間続いたりする場合は、他の原因がある可能性もあります。

施工時の釘やビスの締め付けが不十分

床材を固定する際に使われる釘やビスが、しっかりと締め付けられていないと、床が動いてきしみ音を出すことがあります。

特に新築の施工時に急いで作業を進めた場合など、締め付けが甘い箇所ができてしまうこともあります。

このような施工ミスは保証対応で無償修理できる可能性が高いため、気になる場合は早めに業者に相談しましょう。

なお、見た目では問題がわからなくても、床下でビスが緩んでいることもあるので、専門の点検が必要です。

床下の下地材にたわみやズレがある

床を支える下地材がたわんでいたり、ズレていたりすると、歩いたときにその部分が動いてきしみ音を出します。

これは建物全体の構造にも関係することがあるため、早めの対応が重要です。

床下の状態は点検口から確認できる場合もありますが、見えにくい場所は専門業者に見てもらう方が安心です。

新築でも、地盤の沈下や施工ミスなどで下地が正しく組まれていないことがあります。

根太と床材の接触部分に摩擦が生じている

床材を支える横木(根太)と床板の間に摩擦があると、歩くたびにこすれる音が出ることがあります。

これは木材同士の摩擦によるもので、乾燥や荷重のかかり方によって変化することがあります。

特に家族が増えたり、家具を新しく設置した後に音がするようになった場合は、この摩擦が原因の可能性があります。

摩擦を減らすための対策として、専用のクッション材や潤滑剤を使うこともあります

構造材のゆるみや浮きがある

建物の構造を支える柱や梁にゆるみや浮きがあると、そこから振動が伝わって床にきしみ音が出ることがあります。

これは表面の床だけでなく、建物全体に関わる問題なので、注意が必要です。

早めに専門家に診てもらうことで、大きなトラブルを防ぐことができます。

特に新築1年以内は木材がなじむ時期でもあるため、様子を見つつも早めに相談するのが安心です

新築の床のきしみ音は放置しても大丈夫?リスクを知ろう

床のきしみ音をそのままにしておくと、後から大きな問題に発展する可能性があります。ここでは放置による4つのリスクを紹介します。

放置すると音が悪化することがある

きしみ音は最初は小さくても、時間が経つごとに悪化することがあります。

木材の乾燥が進んだり、構造が歪んできたりすると、音の種類も「キュッキュ」「ミシミシ」と変化していきます。

放置すればするほど修理の手間や費用が増える可能性があるため、早めの対応が大切です。

小さな音のうちにチェックすることで、簡単な修理で済むこともあります。

構造の不具合が進行する可能性がある

床のきしみが構造材のゆるみなどに関係している場合、放置すると家全体の強度に影響することもあります。

特に地震などの自然災害があったときに、構造が弱いと危険です。

建物の寿命を縮めないためにも、床の音を軽視しないようにしましょう

点検によって隠れた問題を早期に発見できる可能性があります。

生活中のストレスになる

毎日の生活で床を歩くたびに音がするのは、意外とストレスがたまるものです。

夜中に歩いたときに家族を起こしてしまうなど、生活に支障が出ることもあります。

せっかくの新築なのにリラックスできないのは残念ですよね。

快適な住まいを保つためにも、早めに対処するのが望ましいです。

保証期間中に対処しないと自己負担になる可能性がある

新築の住宅には保証期間が設けられていますが、その間にきしみ音を報告しないと、保証が切れたあとで自費修理となる場合があります。

保証期間内なら無料で対応してもらえることが多いため、気になる音は早めに相談しましょう。

保証の内容や期間は契約書に書かれているので、一度確認しておくと安心です。

新築の床にきしみ音がある場合のチェックポイント

きしみ音がするときは、原因をできるだけ自分で確認してから業者に相談すると、対応がスムーズになります。ここでは自分でできるチェックポイントを紹介します。

音が出る場所を特定する

まず、どの場所を歩いたときに音がするのかを確認しましょう。リビングの一部なのか、廊下なのか、部屋の隅なのかをメモしておくと便利です。

場所によっては、床材ではなく建具や家具の影響で音が出ている可能性もあります。

複数の場所で音が出ている場合は、構造全体に関わる原因の可能性もあるため、より注意が必要です。

テープや付箋で印をつけておくと、点検時に説明しやすくなります。

音がするタイミング(朝・夜・歩いたときなど)を確認する

音がする時間帯や状況を記録しておきましょう。例えば「朝だけ音がする」「人が通ったときに音がする」「乾燥している時期に多い」など。

このような情報があると、業者が原因を絞り込みやすくなります。

環境によって木材が変形するため、湿度や温度も影響する場合があります

できれば、音が出たときの動画をスマホで撮影しておくと、説明しやすくなります。

床材やフローリングの浮き・すき間を確認する

目視で床にすき間や浮いている部分がないかをチェックします。小さな段差や沈み込みがある場合は、そこに力が加わることで音が鳴っているかもしれません。

フローリングの継ぎ目が浮いていると、そこが摩擦を起こして音の原因になります。

明らかに段差や隙間がある場合は、施工不良の可能性があるため、保証対応の対象になることが多いです。

懐中電灯などで照らして見ると、細かい部分まで確認できます。

家具の重さや配置を見直してみる

重い家具が一点に集中して置かれていると、床材に負担がかかり、きしみの原因になることがあります。

家具の配置を変えてみるだけで、音が軽減する場合もあります。

床がたわんでいる部分に家具があると、余計に構造に負担がかかる可能性があります

試しに家具をどかしてみて、音の変化をチェックしましょう。

床下の点検口から下地の状態をチェックする

家に点検口がある場合は、そこから床下を確認してみましょう。特に、根太や大引きなどの構造材がしっかりしているかをチェックします。

カビや湿気が多い、木材がたわんでいるなどの異常があれば、すぐに業者に相談しましょう。

床下は普段見えない場所だからこそ、こまめな点検が重要です。

自分で確認が難しい場合は、専門の業者に点検だけ依頼するのもおすすめです。

新築の床のきしみ音を修理する際の基本的な流れ

きしみ音が気になった場合、修理の流れをあらかじめ知っておくと安心です。以下の5つのステップが一般的です。

施工業者やハウスメーカーに相談する

まずは家を建てた施工会社やハウスメーカーに連絡しましょう。保証期間内であれば、無償対応してもらえる可能性があります。

連絡の際は、音が出る場所や状況、写真や動画なども一緒に送ると、対応がスムーズです。

保証書や契約書に記載されている問い合わせ先に連絡するようにしましょう

過去の施工情報がある業者であれば、原因の特定も早く進みます。

点検・現地調査を依頼する

業者が現地調査を行い、床の状態や構造を確認します。点検は無料のこともあれば、有料の場合もあるので、事前に確認が必要です。

きしみの原因がわかると、修理方法の説明があります。

調査結果は書面でもらっておくと、後からの確認にも便利です。

点検時は、音がするタイミングや条件を詳しく伝えるようにしましょう。

原因の特定と修理方法の説明を受ける

原因が特定されたら、どのような修理を行うのか、方法や使用する材料などの説明を受けます。

必要な場合は図面を見ながら、施工箇所の確認を行います。

わからない言葉があれば遠慮なく質問し、納得してから作業に進みましょう

複数の修理方法がある場合は、メリット・デメリットも比較しましょう。

保証範囲の確認と見積もりの提示を受ける

修理にかかる費用が発生するかどうかは、保証の内容によって異なります。施工不良が原因なら、無償になることが多いです。

見積書は必ずもらい、内容をよく確認しましょう。

曖昧な項目があれば、必ず説明を受けてから判断することが大切です。

必要に応じて、他社に相見積もりを依頼するのも有効です。

修理日の調整と作業の実施

見積もりに納得できたら、修理の日程を調整し、作業に入ります。修理内容によっては、半日〜数日かかることもあります。

家具の移動や養生(床の保護)などが必要な場合もあるので、事前に準備しておきましょう。

修理後は、音が改善されたかを必ず確認し、気になる点があればその場で伝えるようにしましょう

工事完了後に報告書をもらえる場合は、今後の参考になります。

新築の床にきしみ音が出たときに依頼する修理業者の選び方

施工業者以外に修理を依頼する場合は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。選び方のポイントを解説します。

建てた住宅会社やハウスメーカーにまず連絡する

まずは建築を担当した会社に相談するのが基本です。家の構造や図面を把握しているため、原因の特定や対応が早く進みます。

保証やアフターサービスも受けられる可能性があるため、最優先で相談しましょう

連絡先や保証内容は、引き渡し時の書類に記載されています。

床の構造に詳しいリフォーム業者を探す

ハウスメーカーで対応できない場合は、リフォーム業者に依頼するのも選択肢です。

特に「床専門」や「木造住宅専門」など、構造に詳しい業者を選ぶと安心です。

木材の特性を理解している職人がいる業者は、対応が丁寧なことが多いです

地域密着型の業者も、細かい対応に期待できます。

施工事例や口コミをチェックする

過去の施工事例や利用者の口コミを見ることで、その業者の信頼度を確認できます。

SNSやGoogleマップ、ホームページなどで情報を集めておきましょう。

「床のきしみ修理」の経験が多い業者を選ぶのがコツです。

悪い口コミの内容も確認し、対応の丁寧さや誠実さを判断しましょう。

保証内容やアフターサービスの有無を確認する

修理後にまたきしみが発生することもあるため、保証やアフター対応の有無は重要です。

保証がついている業者なら、万が一のときも安心です。

口約束ではなく、書面で保証内容を確認しておくとトラブルを防げます

修理後に点検サービスがあるかどうかも確認しておきましょう。

緊急対応の可否を事前に確認する

突然きしみ音が大きくなったり、夜中に気になるようになった場合に、すぐに対応してもらえるかも重要なポイントです。

緊急対応可能な業者であれば、安心して依頼できます。

営業時間や対応エリアも事前に確認し、連絡手段もチェックしておきましょう

対応スピードが早い業者は、アフターケアも丁寧なことが多いです。

新築の床のきしみ音の修理費用と保証対応の可能性


きしみ音の修理にかかる費用は、原因や修理方法によって大きく異なります。ここでは費用の目安や、保証の対応範囲について解説します。

費用は数千円〜数万円程度が一般的

きしみの原因が部分的なものであれば、修理費用は比較的安く済みます。例えば、釘の打ち直しや床材の再固定など、簡単な作業なら5,000円〜20,000円ほどが相場です。

ただし、床下の構造に関わる修理になると、30,000円以上かかるケースもあります。

費用は修理箇所の広さや使用する材料、施工時間によって変わります

複数の業者から見積もりを取ることで、費用の比較ができます。

施工ミスの場合は無料で修理してもらえることがある

もしきしみ音の原因が施工ミスであると認められた場合は、ハウスメーカーや工務店が無償で修理してくれるケースが多いです。

建築後1年以内は施工不良に関する保証が適用されることが多いので、音が気になったら早めに連絡しましょう。

契約書や保証書に、どのような場合に保証が適用されるかが記載されています。

保証期間内であれば無償対応されることが多い

新築住宅の多くは、構造に関わる部分の保証期間が10年間、内装などの保証が1〜2年間設けられています。

きしみ音が床材の施工不良や固定不足などに起因する場合、保証期間内なら無償修理の対象になる可能性が高いです。

保証を受けるには、音が気になった時点ですぐに連絡することが重要です。

点検・見積もりのみ有料の場合もある

業者によっては、修理を依頼する前の点検や見積もり作成が有料になることもあります。

たとえば、出張費や点検費用として3,000円〜5,000円程度がかかるケースもあります。

契約前に費用の有無を確認し、納得してから依頼するようにしましょう。

修理内容によっては保険適用の相談もできる

修理が大がかりなものになる場合、住宅総合保険や工事保険などで補償されることもあります。

保険の内容によって対応できる範囲は異なるため、保険会社や代理店に相談してみましょう。

火災保険の一部が使える場合もあるため、ダメ元で確認する価値があります

保険申請には見積書や写真などの資料が必要になるので、あらかじめ準備しておくとスムーズです。

新築の床にきしみ音がする場合のよくある質問

ここでは、新築の床にきしみ音が出たときに多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式で解説します。

床のきしみは自然現象なの?

はい、一部のきしみ音は木材の乾燥や温度変化による自然現象です

新築の家では特に、木が湿気を吸ったり乾燥したりして膨張・収縮することで、きしむ音が出ることがあります。

軽度で一時的なものであれば問題ないことも多いですが、長期間続いたり音が大きい場合は点検が必要です。

専門業者に見てもらうことで安心できます。

床の音は全部修理が必要?

いいえ、すべてのきしみ音が修理対象とは限りません。

原因が自然な木材の動きであれば、放置しても問題ないこともあります

しかし、構造の不具合や施工ミスによる音の場合は、放置すると悪化する可能性があります。

判断がつかない場合は、専門家に点検を依頼しましょう。

保証期間が過ぎていたらどうなる?

保証期間が過ぎてしまっている場合は、基本的に修理費用が自己負担になります。

ただし、施工ミスが明らかであれば、交渉次第で無料対応してもらえることもあります

また、自治体の住宅支援制度や保険の適用が可能なケースもありますので、相談してみる価値はあります。

賃貸物件でも修理依頼できる?

賃貸住宅の場合、まずは管理会社や大家さんに連絡するのが基本です。

入居前からあったきしみ音であれば、貸主側の修理負担となるケースが多いです

入居後に気になるようになった場合も、できるだけ早めに報告しましょう。

勝手に修理を依頼してしまうと、費用が自己負担になることもあるので注意が必要です。

修理はどれくらいの時間がかかる?

修理にかかる時間は、原因と対応方法によって異なります。

軽度な作業であれば1〜2時間ほどで終わることもありますが、構造に関わる修理は半日〜1日以上かかることもあります。

施工内容を事前に説明してもらい、作業時間の目安を確認しておきましょう。

まとめ|新築の床にきしみ音がする原因と修理対応の流れを知って安心しよう

新築住宅でも、床にきしみ音がすることは珍しくありません。原因には木材の収縮、施工ミス、下地材のたわみなどさまざまな要素が考えられます。

きしみ音を放置するとストレスや構造への影響、保証外修理などのリスクがあるため、早めのチェックと対策が大切です。

まずは音の原因を自分で確認し、必要に応じてハウスメーカーやリフォーム業者に相談しましょう。

保証期間内であれば無償で対応してもらえる可能性もあるため、保証内容を事前に確認しておくと安心です。

音のない快適な住まいで、家族と安心して暮らせるよう、正しい知識と対策を備えておきましょう。

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