2025.01.23

お風呂リフォームで介護保険を使える条件とは?確実に使うための注意点

お風呂リフォームは、高齢者や要介護者が安全に入浴するために非常に重要な改修工事です。しかし、費用面での負担が気になる方も多いでしょう。そんな時に知っておきたいのが「介護保険の適用」です。本記事では、お風呂リフォームで介護保険が適用される条件や手続きの流れ、具体的な工事内容、よくある質問まで詳しく解説します。賢く介護保険を活用して、安心できるお風呂環境を整えましょう。

 

お風呂リフォームに介護保険が適用される条件とは?

 

 

お風呂リフォームで介護保険を利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。以下のポイントをしっかりと確認しましょう。

 

要支援1以上の認定を受けていること

介護保険の適用を受けるには、市町村から要支援1〜2、もしくは要介護1〜5の認定を受けていることが条件です。この認定を受けることで、改修工事費用の一部が支給される仕組みになっています。

 

改修する住宅が被保険者の住所と一致していること

介護保険の対象となるのは、改修工事を行う住宅が被保険者本人の住所である場合です。賃貸住宅であっても条件を満たせば利用できますが、事前に大家さんの同意を得る必要があります。

 

利用者が施設や病院に入所していないこと

介護保険を使った住宅改修は、在宅で生活している高齢者や要介護者を対象としています。そのため、すでに施設や病院に入所している場合は対象外となります。

 

お風呂リフォームで介護保険を利用するメリット

お風呂リフォームで介護保険を活用することで、経済的にも生活面でも多くのメリットがあります。

 

費用の割が支給されるから

介護保険を利用すると、工事費用の9割が支給されます。(所得に応じて7〜8割の場合もあり)つまり、自己負担は1割で済むため、大幅に費用負担を軽減できます。

 

最大18万円の補助が受けられるから

介護保険の住宅改修費の支給限度額は20万円です。このうち最大で18万円が支給されるため、実質2万円程度の自己負担でリフォームが可能になります。

 

自宅での安全性が向上するから

お風呂は滑りやすく、高齢者にとって転倒リスクの高い場所です。手すりの設置や床材の変更を行うことで、自宅での入浴が安全かつ快適になります。

 

お風呂リフォームに介護保険が使える具体的な工事内容

 

 

 

 

介護保険が適用されるお風呂リフォームには、対象となる工事内容がいくつかあります。具体的な工事例を以下にまとめました。

 

手すりの取り付け

浴槽の出入りや移動をサポートするために、手すりを取り付ける工事が対象となります。滑りやすい浴室内での転倒防止に役立ちます。

 

段差の解消

浴室の入り口にある段差をなくすことで、転倒のリスクを軽減します。高齢者や要介護者が安全に移動できるようになります。

 

滑りにくい床材への変更

浴室の床を滑りにくい素材に変更する工事も対象です。水に濡れても安心して入浴できる環境を整えられます。

 

引き戸への扉の取り替え

開き戸から引き戸に変更することで、力の弱い高齢者でも簡単に扉を開閉できるようになります。スペースの確保にも効果的です。

 

お風呂リフォームで介護保険を申請する手続きの流れ

お風呂リフォームに介護保険を利用するには、事前に申請手続きが必要です。以下の流れで手続きを進めましょう。

 

ケアマネジャーに相談する

まずは担当のケアマネジャーに相談し、住宅改修が必要かどうかを確認します。ケアマネジャーが具体的な工事内容を提案してくれます。

 

施工業者に見積もりを依頼する

次に、施工業者に改修内容を伝え、見積もりを依頼します。見積書や工事内容の確認書類が申請時に必要になります。

 

工事前に申請書類を提出する

工事を始める前に、市町村の窓口へ申請書類を提出します。必要書類には、工事見積書や住宅改修理由書などが含まれます。

 

工事完了後に必要書類を提出する

工事が完了したら、領収書や完成後の写真を提出し、支給申請を行います。後日、費用の9割分が支給されます。

 

お風呂リフォームで介護保険を利用する際の注意点

介護保険を利用する際には、いくつかの注意点があります。事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

事前申請が必要だから

工事を始める前に必ず申請を行う必要があります。事後申請では介護保険が適用されないため注意しましょう。

 

支給限度額は20万円までだから

介護保険の住宅改修費用には支給限度額があり、20万円までが対象です。超過分は自己負担となります。

 

動力を使った機器の設置は対象外だから

電動昇降機や浴槽内の動力付き装置は介護保険の対象外です。対象工事であるかどうか事前に確認しましょう。

 

お風呂リフォームに介護保険を活用した事例紹介

実際に介護保険を活用してお風呂リフォームを行った事例を紹介します。

 

浴室の手すり設置で安全性向上

浴槽への出入りが難しかった高齢者が、手すりを設置することで安全に入浴できるようになりました。

 

段差解消で転倒リスクを軽減

浴室の入り口にあった段差をなくし、歩行器や車椅子でもスムーズに出入りできるようになりました。

 

滑りにくい床材への変更で安心入浴

浴室の床を滑りにくい素材に変更することで、転倒のリスクが大幅に軽減されました。

 

お風呂リフォームと介護保険に関するよくある質問

お風呂リフォームで介護保険を利用する際によくある質問をまとめました。

 

介護保険の申請手続きは難しい?

ケアマネジャーや施工業者のサポートを受けることで、手続きはスムーズに進められます。

 

どの工事業者に依頼すればいい?

介護保険に対応している施工業者を選びましょう。市町村の窓口で紹介してもらえる場合もあります。

 

自己負担額はいくらになる?

工事費用の1割が自己負担となります。20万円の工事なら、2万円の負担で済みます。

 

まとめ【水回りをまとめてリフォームするならグランディル】

今回この記事では、お風呂リフォームで使える介護保険ついてご紹介いたしましたが、この記事をきっかけに水回りをまとめてリフォームすることを検討している方がいらっしゃるかと思います。

 

水回りをまとめてリフォームするなら、私たちグランディルにお任せください。

 

グランディルは、リフォーム専門店として地元相模原で多くの戸建・マンション・店舗などの施工に携わらせていただいております。

大手ハウスメーカーには実現できない「直接施工」、中間マージンや営業コストなど余計なコストが不要なことによる低価格でのリフォームをさせていただいており、専門の担当者が一貫して責任をもって施工いたします。

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