2024.04.18

お風呂の壁リフォームで使用される壁材や選び方は?壁リフォームの費用相場や注意点も解説!

お風呂の壁リフォームは、浴室の雰囲気を一新し、より快適な空間を作り出すための重要なステップです。適切な壁材の選択から、費用の見積もり、施工業者の選定に至るまで、多くのポイントを考慮する必要があります。

特に、水回り特有の問題に対応した材料選びや、長期的なメンテナンスのしやすさは重要な要素となります。この記事では、お風呂の壁リフォームを成功させるためのポイントを詳しく解説していきます。

お風呂の壁リフォームで使用される5つの壁材

お風呂の壁をリフォームする際には、様々な壁材の中から自分のニーズに合ったものを選ぶ必要があります。

ここでは、お風呂の壁リフォームで使用される5つの代表的な壁材とその特徴について解説します。

タイル

風呂の定番壁材であるタイルは、デザイン性が高く種類も豊富なのが魅力です。耐水性と耐火性に優れているのも大きな長所で、色柄を選べば個性的なお風呂に仕上がります。

一方で目地の部分から水が浸入するリスクがあり、冬場は冷たく感じられることもあります。クッション性のあるタイルを選べば、快適性が高まるでしょう。価格帯も幅広く、予算内で素材を選びやすいのも利点の一つです。

木材

自然な木の温かみを感じられる木材は、リラックス効果が高い壁材として注目されています。耐水加工された木材なら安心して使用でき、ヒノキなどの木の香りも心地よいです。

ただし費用が高額になりがちで、施工業者も限られているのがデメリットです。木材のお風呂は一般的ではありませんが、上質な癒し空間を求める方におすすめです。

塩化ビニル製シート

塩化ビニル製のシートを貼るだけで、お風呂の壁一面をリフォームできます。施工が簡単で早く、リフォーム後すぐにお風呂に入れるのが大きなメリットです。

防カビ・防水加工されているのも特徴で、タイル調のシートなら本物のような雰囲気も楽しめます。一方でシートの剥がれや気泡が入るリスクがあり、下地のカビ対策も欠かせません。

パネル

パネルを使えばユニットバスのような高機能な浴室に生まれ変わります。デザインバリエーションも豊富で、ホテル風の高級感あるお風呂に仕上がります。

ユニットバス入れ替えより低コストがメリットですが、施工を誤ると隙間から水が浸入するリスクがあります。下地のカビ対策も欠かせません。

塗装

モルタル、コンクリート、漆喰などの素材の壁に直接塗装を施す方法です。見た目がきれいに仕上がるのが最大の魅力ですが、保温性が低く汚れも付着しやすいデメリットがあります。

そのため最近では、お湯がかかりにくい壁の上部分のみに塗装を施す使い方が一般的になってきました。壁全体に塗装を施すことは少なくなっている傾向にあります。

お風呂の壁リフォームでの壁材の3つの選び方

お風呂の壁をリフォームする際には、適切な壁材を選ぶことが重要です。ここでは、お風呂の壁リフォームで壁材を選ぶ際の3つのポイントについて解説します。

水垢・カビに強いか

お風呂の壁は常に湿気に曝されるため、水垢やカビが付着しやすい環境にあります。そのため、お風呂の壁リフォームでは、選ぶ壁材に防水性と防カビ性能が備わっていることが重要です。

タイルやパネル、塩化ビニル製シートなどは、この点で優れた壁材と言えるでしょう。一方、木材は水に弱いため、事前の加工処理が必須となります。水垢やカビに強い壁材を選ぶことで、お手入れの手間を大幅に軽減できます。

断熱性・保温性は十分か

お風呂場は高温多湿の環境にあるため、壁の断熱性と保温性が低いと体が冷えてしまいます。極端な温度変化は健康被害の原因にもなりかねません。快適で安全なお風呂の時間を過ごすためには、お風呂の壁リフォームで選ぶ壁材の断熱・保温性能が重要なポイントになります

タイル、パネル、塩化ビニル製シートは保温性に優れる一方、木材や塗装壁は保温性が低い傾向にあります。壁材選びの際は、この点にも十分注意を払う必要があります。

色は明るいか

お風呂はリラックスする空間です。そのため、壁の色は明るく開放的な印象が望ましいでしょう。明るい色の壁は、空間を広く見せる効果もあり、落ち着いた気分で入浴できます。

一方で、落ち着いた高級感を求める場合は、黒やグレーなどの深みのある色も選択肢に入ります。木目調やタイル、大理石調など、素材感のある壁材を選ぶのも良い方法です。自分の好みに合わせて、壁の色や素材を選びましょう。

浴室の壁リフォームの費用相場はいくら?

お風呂の壁をリフォームする際の費用は、使用する壁材によって大きく変わってきます。ここでは、主な壁材ごとのリフォーム費用の相場を解説します。

タイルの費用相場

お風呂の壁をタイルでリフォームする場合、費用は約10万円から15万円程度となります。タイルは耐久性に優れ、デザイン性も高いため人気の素材です。ただし、施工には専門的な技術が必要となるため、費用が高くなる傾向にあります。

木材の費用相場

お風呂の壁を木材でリフォームする場合、費用は約50万円から60万円と非常に高額になります。木材は水回りでも使用できるよう特殊な加工が施されているため、コストがかさむのが理由です。

塩化ビニル製シートの費用相場

お風呂の壁を塩化ビニル製のシートでリフォームする場合、費用は約10万円から20万円程度となります。シートは施工が比較的簡単で、コストを抑えられるのが特徴です。

ただし、下地にカビが発生していると、別途リフォーム費用が必要になる可能性があります。また、本物のタイルを選んだ方が、長期的にはコストパフォーマンスが良い場合もあります。

パネルの費用相場

浴室の壁をパネルでリフォームする場合、費用は大体10万円から30万円程度が相場となります。

塗装の費用相場

お風呂の壁の塗装リフォームは、約10万円から20万円程度が費用の相場です。塗装は、既存の壁に直接施工するため、比較的低コストで実現できます。

壁面の状態によっては下地処理や補修が必要になり、追加費用が発生することもあります。

お風呂の壁リフォームのポイント

お風呂の壁リフォームを考えた際、壁だけではなく床や天井も含めた全体のリフォームをおすすめします。壁に問題が見つかった場合、それは床や天井にも同様の問題がある可能性が高いからです。

壁だけをリフォームすると一見費用が抑えられるように思えますが、将来的に床や天井をリフォームする必要が出てきた時、結局は高額になることが予想されます。また、全体を一度にリフォームすることで、デザインの統一感を出し、新しい浴室をより快適に使えるようになります。

さらに、浴室だけでなく、隣接する洗面所や脱衣所も同時にリフォームすることで、全体のコストパフォーマンスを高めることができます。

お風呂の壁リフォームにおける3つの注意点

お風呂の壁リフォームを成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。特に注意すべき3つのポイントを紹介します。

リフォーム後すぐは入浴できない

お風呂の壁リフォームを終えた後、すぐに入浴できると思っている方も多いかもしれませんが、実際にはそうではありません。特に塗装を施した場合、塗料が完全に乾くまでには時間が必要です。

この乾燥時間を怠ると、リフォームの効果が損なわれる可能性があります。一方で、浴室シートやパネルを使用した場合は、比較的早く使用できることが多いですが、安全のためにもリフォーム業者の指示に従うことが重要です。

DIYは難易度が高い

お風呂の壁くらいなら自分でリフォームできると考える方もいるかもしれませんが、実際には難易度が高いです。特に防カビや抗菌処理など、専門的な知識と技術が必要になります。

また、素材によっては施工方法が複雑で、誤った方法でリフォームを行うと見た目が悪くなるだけでなく、将来的に問題が発生する可能性もあります。安全で美しい仕上がりを求めるなら、専門の業者に依頼するのが賢明です。

一般の塗装業者は請け負っていない

お風呂の壁リフォームで塗装を考えている場合、一般の塗装業者に依頼することはできません。浴室専用の塗料や技術が必要なため、リフォーム会社や工務店に相談する必要があります。

実績豊富で評判の良い業者を選ぶことで、安心してリフォームを任せられます。専門業者を見つけるには時間がかかることもあるため、余裕を持って計画を立てましょう。

まとめ【お風呂の壁をリフォームするならグランディル】

この記事では、お風呂の壁リフォームに関する様々な情報をご紹介しました。タイル、木材、塩化ビニル製シート、パネル、塗装といった多彩な壁材から、お風呂の状況や好みに合わせて選ぶことが大切です。また、お風呂の壁をリフォームする際には、水垢やカビに強い素材を選び、断熱性や保温性、そして色の選定にも注意が必要となります。

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