2022.09.30
リフォームは住みながらできる?住みながらリフォームができないケースも解説
神奈川県相模原市でリフォームおよびリノベーション工事を請け負っている株式会社グランディルです。
リフォームを行う際に決めなければいけないことのひとつに、住みながらリフォームを行うのか、仮住まいに移ってリフォームを行うのかということがあります。住みながらのリフォームはメリットも多くありますが、人によっては向いていない場合や物理的に難しい場合もあります。
そこで今回の記事では、住みながらのリフォームについてメリットデメリットだけではなく、向き不向きや注意点なども詳しく解説していきます。
住みながらリフォームは可能?
住宅の規模や施工範囲によりますが、基本的に住みながらリフォームは可能です。多少の不便はあるかもしれませんが、小さいスペースのリフォームなら1週間ほどで終わることもあります。ただし、大きなリフォームは住みながらだと厳しい場合もあります。
住みながらリフォームが難しいケース
フルリフォームを行う
二世帯住宅にリフォームする場合や間取りを変えるなどの、大幅なリフォームを行う場合は住みながらのリフォームが難しいことがあります。具体的には、大幅に間取り変更する場合は1か月ほど、全面フローリングを張り替える場合は1か月半ほど住めなくなります。例え無理やり住んだとしても、工事音やホコリに悩まされたり、作業効率が悪くなったりするので住みながらのリフォームは厳しいと言われることがほとんどでしょう。
大規模な水回りリフォームを行う
長期間水回りを使うことができなくなるようなリフォームは住みながら行うことが厳しいです。トイレのみやキッチンのシンクのみと言った部分的なリフォームであれば住みながらでも可能ですが、トイレやキッチン、浴室などをまとめて行う場合は住みながらだと難しいでしょう。また、脱衣所のリフォームやトイレの床の張替えなどの設備以外の工事は大がかりなものになります。長い間水回りが使えないと、日常生活に支障が出てしまうので一時的に仮住まいに移ることをおすすめされることが多いでしょう。
騒音・振動が激しいリフォームを行う
リフォームを行うとなると、どうしても騒音や振動などが発生してしまいます。家の一部を解体したり、ドリルを使ったりしなければいけないためです。リフォームの規模によって、これらがどのくらい発生するかは変わりますが、夜勤で昼間に睡眠をとりたい人や、騒音や振動に耐えられない人にとっては、住みながらのリフォームはストレスになってしまうかもしれません。
住みながらリフォームするメリット・デメリット
メリット
仮住まいのコストがかからない
仮住まいがいらない場合、その分の家賃が別にかかることはありませんし、引っ越し費用も不要です。仮住まいを探したり、荷造りをしたりといった手間も省けるのでとても楽です。
完成していく様子を見れる
工事の進捗状況を間近で見ることができるのも、住みながらリフォームをするメリットです。完成が近づくにつれてワクワクしますし、何か不明な点があれば業者にすぐ聞くこともできます。
デメリット
生活が不便
工事している間はその箇所を使うことはできませんし、常に家に他人がいることになるので生活に支障が出てしまうことがあります。また、部分的ではありますが一時的に壁や床がない状態で生活しなければいけなくなることもあります。
工期が長くなる
住んでいながらのリフォームだと、業者側もそれに配慮した形で工事を行わなければいけません。そのため、通常よりも工期が少し長くなってしまうことがあります。
生活費がかさむケースがある
例えば浴室を工事する場合、工事が終わるまではお風呂に入れないので銭湯などを利用することになるでしょう。また、キッチンを工事する場合は外食しなければいけません。そのため、思いのほか生活費が高くなる可能性があります。
ホコリやゴミが舞う
コンクリートや木材を壊す際には、どうしてもホコリや塵が発生します。工事のために様々な道具や資材も運びこまれるので、工事箇所の周辺が汚れてしまうのは覚悟しておいた方が良いかもしれません。
住みながらのリフォームが向いている人と向いていない人
向いている人
費用を節約したい方
住みながらリフォームを行う場合、引っ越しをする必要が無いので引っ越し費用や家賃が不要になります。ただし、場合によっては食事を外で済ませなければいけないのに費用がかかることもあります。
多少不便でも気にしない方
お風呂が使えずに銭湯に通うことになったり、部屋が使えなかったりといった支障が気にならない人は住みながらのリフォームに向いていると言えるでしょう。リフォーム工事中はどうしても使えないところが増えるので、日常生活に不便が生じてしまいます。
向いていない人
フルリモートで仕事をしている方
在宅で仕事をしている場合、常に業者が行き来していると仕事に集中できなくなるかもしれません。また、Zoomなどで音が聞こえにくかったりする可能性もあります。工事場所とは違う部屋で行うか、場所を変えるかなどする必要があるでしょう。そのためフルリモートで仕事もしている場合は住みながらのリフォームはあまりおすすめできません。
ハウスダストアレルギーの方
工事中はどうしてもホコリが舞ってしまいます。工事に伴い、コンクリートを壊したり、木材を切ったりといったことも行いますから、アレルギーがある方は住みながらではなく、仮住まいを用意してから工事を始めることをおすすめします。
繊細な方(他人が家を出入りするのがストレスな方)
工事中は様々な業者の人が部屋を行き来します。他人が自分の家にいるということは無意識のうちに気を使ってしまいます。食事やトイレのタイミングで気を使ったり、リラックスしてお昼寝ができなかったりしてしまい、それらをストレスに感じてしまう方には住ながらのリフォームはあまりおすすめできません。
小さいお子さんがいる方
工事中は様々な工具が持ち込まれますが、その中には大人でも注意しなければいけない危険なものも存在します。小さいお子さんや、ペットがいる方は特に注意しなければいけません。また、騒音や振動によってお子さんがストレスを感じてしまうことも考えられます。バリケードを設置したり、工事の間だけ別のところに預けたりする工夫が必要です。
家に住みながらリフォームする際の注意点
スケジュールの確認
リフォームのスケジュールを共有してもらい、トイレが使えない日やお風呂が使えない日などを予め把握しておくと良いでしょう。
水廻りの確認
水回りを工事する場合、トイレやキッチン、お風呂が使えないときにどうするのかを事前に決めておくと良いでしょう。特にトイレを工事する際は、仮設トイレの準備が必要です。業者によって準備してくれる場合と、そうではない場合がありますので確認しておきましょう。
貴重品を保管する
金銭類や通帳、高価なものはもちろんのこと、思い出の品などの大切なものはきちんと危険ではないところに保管しておくことが大切です。工事中は様々な業者が出入りします。絶対に盗まれないと言い切ることはできませんので貴重品はきちんと管理しておくことが重要です。
荷物を移動させる
工事をする箇所によっては家具の移動を行わなければいけないこともあります、食器棚やタンスを動かさなければいけないこともあります。最低限の物と場所で生活しなければいけないこともあるので、不便に感じてしまうこともあるでしょう。
うるさくなる時間帯を把握する
工事の音は想像以上にストレスになることもあります。自分は平気だと思っていても、後々に耐えられない思いをするかもしれません。事前に騒音が出る時間帯を把握しておくと、その時間は外出するなどの工夫ができますから、おすすめです。
住みながらリフォームができない場合はどうする?
住みながらのリフォームではなく、仮住まいに移動してリフォームを行う場合、マンスリーマンションがおすすめです。マンスリーマンションは短期間だけ住むことを前提としているので、必要な家具や設備がもともと揃っているところがほとんどです。ゴミ箱やハンガーまで用意されていることもあり、最低限の荷物で引っ越すことができるので仮住まいにはぴったりです。また、敷金や礼金が必要ないことも大きなメリットです。
まとめ
今回の記事では、住みながらリフォームする際のポイントについて解説しました。住みながらのリフォームはメリット・デメリットがあるので、ご自身の生活に合わせて選ぶことをおすすめします。住みながらのリフォームと仮住まいを用意してのリフォームのどちらが良いかは、リフォームの規模や箇所、期間などによって異なりますから、業者とも話し合いながら決めると良いでしょう。
私たちグランディルは水回りのリフォーム工事を得意とするリフォーム専門会社であり、経験豊富な弊社スタッフが設計から施工までワンストップで行うので、工期や費用を抑えて水回りの移動リフォームをすることが可能です。
リフォームのイメージがまだ固まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。弊社の専門スタッフがお客様のご希望をヒアリングし、最適なリフォームを提案いたします。
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