2022.05.13

店舗にオススメの床材をご紹介! 耐久性や掃除のしやすさにも配慮

神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている株式会社グランディルです。

店舗の内装を考える時は、デザイン性を重視しつつも機能性も兼ね備えていることが重要なポイントですよね。特に店舗の床は、毎日不特定多数の人に踏まれるという過酷な環境下におかれます。いくらおしゃれで見栄えがよくても、すぐにボロボロになってしまうようでは本末転倒です。そこで今回は、店舗の床材選びで失敗しないために、店舗にオススメの床材をいくつかご紹介します。

店舗でよく使用される床の種類とは?

実際に店舗でよく使用されている床材として、代表的なものをいくつかご紹介します。

フローリング

フローリングは床材の定番中の定番。住宅だけではなく店舗や公共施設などでも広く使われています。フローリングには無垢材を使用した単層フローリングと集成材を使用した複層フローリングがあり、一般的には単層フローリングの方が高価とされています。木材のバリエーションも多く、使用する木材によって歩いた時の感触や音の響きが変わってきます。

木材は水に弱く、可能な限り水拭きやモップ掛けはしない方が長持ちするので、水分を含んだ汚れが多く出る業態の店舗にはあまり向かないかもしれません。

お手入れとしては定期的なワックスがけと日々の乾拭きが基本ですが、年数が経過して表面の傷や汚れが目立つようになってきたら専門業者に頼んで表面を削り(サンダー掛け)、塗装とワックスで仕上げるなど、フローリングをリノベーションすることも可能です。

クッションフロア

クッションフロアとは、弾力性つまりクッション性のある床材で、塩化ビニールなどの樹脂から作られていることから樹脂シートとも呼ばれています。フローリングと比べて安価で、加工がしやすいので、店舗の床材として広く普及しています。表面のデザインも多様で、フローリング調やタイル調など様々なデザインのものがあります。樹脂でできているので水拭きやモップ掛けも可能で、汚れや傷にも強いという特徴があります。

フロアタイル

タイルフロアも、クッションフロアと同様に樹脂でつくられた床材です。クッションフロアよりも厚みがあり、耐久性に優れています。また、一枚一枚がバラバラになっているので、使用する面積に合わせて必要な分量だけ使うことができるなど、加工がしやすいことも特徴です。表面のデザインも多様で、店舗のイメージに合わせて自由に選択できます。

タイルカーペット

タイルカーペットは、カーペットをタイル状(正方形あるいは長方形)に切ったもので、接着剤などで固定しながら床に敷き詰める床材です。表面はカーペットなので、吸音性や保温性に優れています。足音が響かないため、オフィスなどで使用されることが多い床材です。一般的にタイルカーペットはクッションフロアやフロアタイルよりも高価ですが、フローリングよりは安価になっています。

飲食店は特に注意!保健所に指摘されない床材選び

飲食店の場合、お店が衛生的に管理できる設計や内装になっているのかどうかを保健所が厳しくチェックします。保健所の検査を通らなければ開業できないので、内装を終えてオープンを待つばかりの時に許可が下りなかったらショックですよね。では一体、どのような床がNGになるのでしょうか。

検査では、掃除のしやすさが重視されるので、床に凹凸があったり、穴が空いていたり、フローリングやタイルが剥がれたりしているような床はNGです。新しく床をつくった場合にはこのようなことは滅多にありませんが、居抜きで入った場合などは内装の状態がよくないことも多々あるので、開業前に床を貼り直す必要があります。

また、防水がしっかりとされているかどうかも重要なチェックポイントです。特に飲食店の厨房は、日常的に水や油が飛び散り、時には鍋ごと何かをこぼしてしまうようなこともあるかもしれません。そのような時に、下の階に水漏れがあっては大変なので、防水処理がされているかどうかは厳しく見られるのです。このように考えると、厨房にフローリングはおすすめできません。厨房であれば、例えばフロアタイルのように防水性と耐久性に優れた床材が適しているといえます。

店舗はデザイン性も大事ですが、厨房に限っては機能性を優先して床材を選ぶことをおすすめします。

店舗の床の掃除方法をご紹介

ここでは、床材ごとの掃除方法をご紹介します

フローリング

フローリングは木材なので、水に弱いことが最大の難点です。日々のお手入れでは、掃除機掛けと乾拭きが基本です。それだけは不十分なときは、固く絞った布で拭くか、フローリング専用クリーナーを使用して拭き取りましょう。通常のモップ掛けやスチームモップの使用は厳禁です。無垢材の場合は、表面を削って新品同様にすることもできるので、傷や汚れがひどくなったときは専用業者にお願いしてリノベーションをするとよいでしょう。

クッションフロア・フロアタイル

クッションフロアとフロアタイルは、どちらもお手入れのしやすい床材です。樹脂でできているので水拭きや中性洗剤を使用した掃除も可能です。油汚れやシミなども洗剤で落とすことができるので、毎日の清掃をきちんと行えば、いつまでもピカピカの状態を保つことができます。

タイルカーペット

タイルカーペットも丈夫な床材ですが、表面がカーペット状になっているので埃を吸着しやすいので、日常的な掃除機がけが必要です。店舗で使用する場合は、外からの砂利や砂も入ってくるので、念入りに吸い取りましょう。他にローラータイプの粘着テープも手軽にできるのでおすすめです。

まとめ

グランディルは水まわりのリフォームから店舗や住宅のリノベーションまで広く手がけています。自社デザイナーがお客様のイメージをデザインに落とし込み、対話を重ねながら理想の空間を共につくっていきます。自社施工なのでデザインの変更があった場合にも迅速に対応できます。

床のリフォームに関しても、多くの物件を手がけておりますので、安心してご依頼ください。

グランディルの床リフォームはこちら!
https://grandill-reform.jp/reform/floor.html

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