2021.10.26

冬が訪れる前に床暖房を含めたリノベーション工事を

こんにちは。神奈川県内や東京都を中心に、住宅や店舗のリフォーム・リノベーション工事を幅広く手掛けている株式会社グランディルです。

秋から冬にかけたこの時期になると、床の張り替えに関する問い合わせが増えてきます。それは冬が来る前に、寒さ対策として床暖房の導入を検討する人が多くなるためです。

そこでこのコラムでは、弊社で行っている床の張り替え工事を中心とした施工事例を紹介していきます。

床暖房を含めた5つのこだわりをリノベーションで表現

今回紹介するのは八王子市内の中古マンションです。築20年ということで、パッと見の劣化具合はそれほどひどくなく、築年数並みという印象でした。施主さまは元々西葛西に住んでいましたが、八王子市に引っ越しするに当たって当該の中古マンションを購入したそうです。ただ、若干古さを感じたため、床暖房を含め室内のリノベーションをご依頼いただきました。

複数社による相見積もりとなりましたが、価格が安かったことに加えて「弊社の担当者の対応が良かった」ことが決め手となったようです。弊社としてもリーズナブルな価格と対応の良さは強みとしているところですので、評価していただけたことは自信になっています。

リノベーションをするに当たってお客様がこだわったのが下記の5点です。

①床材を新しくして、床暖房を導入したい。
②壁に向いていたキッチンを対面式にもなるII型キッチンにしたい。
③ゆったり入れるように、癒しのある浴槽にしたい。
④お風呂も含めて、清潔感のある白をベースにしたトータルな仕上がりにしたい。
⑤和室を洋室にし、さらに壁を壊して開放感のあるLDKにしたい。

次からの項目でそれぞれの要望に対して行った施工を紹介しましょう。

 

①床材を新しくして、床暖房を導入したい

床暖房を導入するには床暖工事をして、その上に専用のフローリングを貼る工事が必要です。弊社では温熱フィルムを用いた床暖房を導入しており、具体的な工事は下記のように進みます。

①温熱フィルムを敷設する面の墨出しを行う
②配線工事や配線溝などを確保する
③温熱フィルムを養生テープで固定する
④配線の接続を行う
⑤仕上げ用のフローリングを施工する
⑥コントローラーを設置する
⑦コントローラーと温熱フィルムを接続する
⑧試運転を行い確認する

弊社はこの温熱フィルムを提供する「S・WARM」のグループ会社で、床暖工事を数多く手掛けているため、高い技術力で施工しています。今回は、施主さまのご希望で部屋内のカラーリングを白っぽくしたいということでしたので、意向に沿うように白色のフローリングを施工しました。

②壁に向いていたキッチンを対面式にもなるII型キッチンにしたい

築年数が経過したマンションの場合、キッチンは壁に向いているI型キッチンが主流ですが、新築マンションでは対面式が増えています。それはリビングやダイニングの方を向いて料理ができるため、家族との会話が増えるからです。

それに加えて、様々なメリットがあるとされるのがII型キッチンです。II型キッチンはセパレート型キッチンとも呼ばれ、壁付のI型キッチンとアイランドタイプのキッチンがセットになっています。これによって得られるメリットが主に次の3つと言われます。

・作業スペースが広くなる
・収納スペースが多くなる
・横への移動距離が少なくなる

例えば、子供が大きくなってお手伝いをしたり、二世帯住宅など、複数人で料理をする場合などでも効率よく利用できるのがこのII型キッチンです。キッチンにいる時間は意外と長く、共働きも増えているということで、こうしたキッチンへのこだわりも多くなっているようです。そうした要望に応えられるように、弊社でも商品タイプを数多く揃え、施工主の要望に合わせて提案させていただいています。

今回のマンションではLIXIL(リクシル)の「シエラS」という商品を施工させていただきました。スタイリッシュなデザイン性に加え、カラーコーディネートの選択肢が多い上に、組み合わせも自在ですので提案させていただきました。

施工写真をご覧いただいてわかるように、洗い場がリビングに向いており、コンロが壁に向いています。窓が横にあることもあり、より開放感のあるキッチンに見えますね。施工に関しては大きな工事は必要なく、スムーズに進めることができました。

③毎日の疲れが取れるように、ゆったり感のある浴槽にしたい

キッチンと共にバスルームはリノベーションの大きなポイントになります。日々の疲れを解消するのにのびのび入れるユニットバスが主流になってきています。今回の施主さまのご要望もゆったり入れる浴槽にしたいとのことでした。その要望に合わせるために、弊社で提案させてもらったのがLIXILの「リノビオP」シリーズです。

壁裏の配管スペースを有効に使うことができる新構造を採用しており、使用できるバスルームのサイズアップができるのが大きな特徴です。浴槽が100ミリ広がることで、ゆったりしたバスタイムが実現できるとのご説明をさせていただくと、「大規模な工事が不要なのに、バスルームが広く使える」と施主さまも大変喜ばれていました。

④お風呂も含めて、清潔感のある白をベースにしたトータルな仕上がりにしたい

張り替えを行ったフローリングはもちろん、施主さまの要望に合わせて清潔感のある白を基調にした室内デザインにしました。ドアなどの建具にはダイノックシートを貼って、費用をかけずに色を白に変えることができました。

ダイノックシートとは、着せ替えシートのようなものです。内装材として壁やドアなどのほか、家具や家電などにも貼ることができます。買い換えるよりも価格が安くできますし、表面の色や柄、質感までを変えることができる優れものです。家具の凹みや傷などの修復にも用いることができます。

また、お風呂のベースを部屋の中の白に合わせてグレーにしました。写真をご覧になってわかる通り、居室内全体の統一感が出て、施主さまも喜んでおりました。

このほか、洗面所やトイレも清潔感のある白色のものを採用しました。

 

⑤和室を洋室にし、さらに壁を壊して開放感のあるLDKにしたい

築年数の経っているマンションのリノベーションで行われることが多いのが和室から洋室への変更です。今回は床暖房を入れるということで、フローリング全体を張り替えることになりました。白色のフローリングで清潔感があることに加えて、開放感もさらに増しました。

リビング横にワイドスパンの大きな窓があったため、眺望も良く、白をベースにしたことでより明るい空間になりました。

まとめ

今回のリノベーション工事は総額で500万円程度となりました。

最初にご要望として譲れないこだわりの部分と予算をお聞きし、それに合わせてご提案をさせていただいています。

 

ご満足いただけている主な要因は、幅広く取り揃えた商品とそれを熟知しているからこその提案力、そして高い技術力、柔軟な対応力だと思っています。

施主さまの新しい生活を快適に始められるように、これからも全力でサポートしていきたいと思っています。

弊社のリノベーション、床暖房工事、提案力などに興味をお持ちになった場合は、下記の問い合わせフォームにてお問い合わせください。

 

迅速に対応させていただきます。

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