2021.05.13

愛着のある住宅をリフォーム!どこから優先順位をつけるのがベスト?

神奈川県相模原市でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている株式会社グランディルです。

長く住むために愛着のある住宅をリフォームするなら、家全体を丸ごとリフォームをするほうがベターです。しかし費用の問題などで必要なところからリフォームをしていくケースがほとんどです。

もちろん「部屋の数を増やしたい」「バリアフリーに」といった希望がある場合や、劣化が進んでいる部分があればそこから直していきます。しかしそうした事情がない場合は「どこから始めるべきか」と迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。

そこでリフォームの優先順位について、リフォーム専門店の立場から基本的な考え方をお話させていただきます。

 

暮らしやすさを優先し見栄えは後回し。予算のあるうちに大規模工事も

リフォームで最初に当たるのが予算の壁です。そこで基本的な考え方として覚えておいて欲しいのは、「予算に限りがある場合は暮らしやすさを優先。見栄えは後回し」ということです。また大規模な工事や費用が高額なリフォームも優先順位は高くなります。予算のあるうちに高額な工事をしないと、いつまで経ってもリフォームができないからです。

こうした考えを一戸建てに当てはめてみると、最初にリフォームを考えるのは外壁と屋根になります。その次は配管も含めた水回り、そして劣化状況に合わせて細かな部分ということになります。

順位をつけると、下記になります。

1位 外壁および屋根

2位 水回り

3位 必要部分

ただしマンションの場合は外壁や屋根がないので、水回りの優先順位が1位となります。

それでは戸建てとマンションに分けて、詳しく見ていきましょう。

 

戸建ては「家を守る」ために外壁の状態把握が最初。家族構成の変化もポイント

一戸建てのリフォームを検討する場合、優先順位のトップに来るのが外壁や屋根です。リフォームが必要な時期は家族にも変化が現れている頃ですから、暮らしに合わせたリフォームも検討しましょう。

 

家屋の崩壊を避ける意味でも雨漏りは要確認

戸建ての場合、一番に考えて欲しいのは外壁や屋根のリフォームです。外側の劣化を放置しておけば、内側が綺麗でもそのうち悪影響がおよぶからです。例えば、知らないうちに雨漏りしている住宅もあるのですが、その場合は躯体が腐ってしまい、のちに大規模な修繕工事が必要になることがあります。

ですからまずは「家を守る」という意味で、外壁や屋根などの外側のリフォームを考えるのがベストです。中古の一戸建てを購入する場合も、外壁と屋根がどのような状態か把握して、必要に応じて手を加えるのが理想です。

 

水回りリフォームは暮らしに合わせた製品の選択も

水回りも、生活の中で最も使用する場所ですから優先順位は高いです。

通常、一戸建てのリフォームを検討するのは早くて築後10~15年くらいです。ここで気にして欲しいのは家族構成の変化です。子どもが大きくなったり、巣立つなど家族構成にも変化が見られているはずです。キッチンや浴室の劣化が気になるのであれば、コンロの数を減らす、寒くない浴室にするといったように現在の暮らしに合わせた製品を検討しましょう。

また古い住宅は水道管もリフォームの対象になります。キッチンリフォーム後に配管を直すことになったら二度手間となり、費用もかさんでしまうからです。

気になる場所のリフォームは予算に合わせてさらに優先順位を

最後は特別急いでいないけれど、余裕があれば直したいところに手をつけていきます。例えば、玄関の床がはがれていたり、窓枠がガタついていたり、トイレの壁紙がはがれていたり、といったように、さらに悪化すると生活に支障が出てしまう部分のリフォームを検討します。

外壁工事や水回りのリフォームで予算がギリギリであれば、ここからさらに優先順位をつけます。その際は、個々の劣化状態を適切に判断しましょう。

 

マンションのリフォームは「暮らしやすさ」を優先して

一戸建てとは違い、マンションの場合は外壁や屋根のリフォームは必要ありません。躯体が腐るといった構造的な心配もないので、その分、暮らしやすさに目を向けたリフォームをすることができます。

 

掃除が楽になるユニットバスなど機能面重視のリフォームも可能

マンションのリフォームは広さや構造に制限がありますから、生活動線にも気をつけたいところです。例えば、家族の人数が増えている場合は対面キッチンを導入したり、反対に人数が減って料理をする時間が少なくなっている場合はキッチンをひと回り小さくするのもいいでしょう。共働きのご家族なら、ビルトイン食器洗浄機がセットされたタイプも人気です。

またユニットバスの最近の人気は、お掃除ラクラク鏡、防菌・防カビ加工といった機能性に優れた製品です。マンションの浴室には窓がなく、換気が十分できない場合もありますので、こうした機能があれば掃除の時間も短くなります。

また非常に稀ですがユニットバスでも漏水することがあり、その場合階下に水が落ちると被害が大きくなってしまいます。マンションのリフォームを考えるときは、浴室の漏水も気にして欲しいところですね。

 

間取りの変更やフローリングからクッションフロアへの変更も

一戸建てと同様ですが、急を要する部分ではない場所は優先順位をつけて必要なところからリフォームをしていきます。

最近は壁を撤去して間取りを変更したり、孫が生まれたのを機に柔らかい材質のフローリングやクッションフロアへ変更したりといったリフォームも多くなっています。また熱中症対策としてエアコンの増設も多くなりました。古いマンションでは寝室などにエアコンが設置されていないケースもあるためです。

古いマンションでは和室があるケースもありますが、弊社では昔ながらの趣ある和室やおしゃれな和モダンなどへのリフォームも実施しています。もちろん和室から洋室に変更することも可能です。

生活をよりよくするためのリフォームを提案

もちろんそれぞれのご家庭に事情がありますから、この優先順位がすべての住宅にあてはまる訳ではありません。ただし住宅のことを考えると一般的な優先順位だと思っています。

弊社では外壁の塗装工事から屋根の防水工事、水回りのリフォーム、介護リフォーム、耐震補強工事、エアコン交換などすべてのリフォームに対応しています。

悪いところを直すだけではなく、生活をより豊かにするのがリフォームと捉え、あらゆる角度からお客様にふさわしい提案をさせていただいています。

お見積もりはすべて無料。電話やメール以外にLINEでのお問い合わせも可能です。ぜひご相談ください。

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